赤いハンカチ

てぇへんだ てぇへんだ この秋はスズメがいねぇトンボもいねぇ・・・何か変だよ

▼ヴォーカル大好き<「プラハの春」以後のマルタ・クビショバの歌声>

2012年04月09日 | ■芸能的なあまりに芸能的な弁証法

 午前中、なにげなくテレビを見ていたら、あまりよくは知らない土地の知らない歌手の知らない歌が流れていた。東欧のチェコのことであるらしい。「プラハの春」のことは、多少は知っているけれど、その後のチェコの苦難は、ほとんど馬の耳に念仏だった。当時、わたしはちょうど二十歳の時で、日本の共産党の手下になったばかりで、わが青春を謳歌していた。

 番組を見終わり、チェコの人々には、このような歴史があったのかと、われながら忸怩たる思いとともに感銘を深めた。チェコにはチェコの言語があったのだ。親から引き継いだ言語を、他言語から、守ることは普遍的な意味があると思っている。それは日本人の私にもあり、チェコ人の彼女にもあった。マルタ・クビショバは、1942年生まれのチェコにおける一人のポップス歌手だった。現在は70歳になるだろうか。わたしより、たった6、7歳年上なだけだ。やはり、同時代の人なのである。そのことが痛切に感じられてならない。

HEY JUDE(1969年 マルタ 27歳当時)
http://www.youtube.com/watch?v=g9QLFJKqaMw

Rekni Kde Ty Kytky Jsou(2009年 マルタ 67歳当時)
http://www.youtube.com/watch?v=Pho3nE-n8ug

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

▼すみれの研究 Ⅴ

2012年04月09日 | ■日常的なあまりに日常的な弁証法

2012,04,09 自宅

 昨年の今頃、根から抜かれて、街路の隅に放り出されていたスミレの株のいくつかを拾ってきた。ややしおれていたが花もつけていたし、いそいで自宅の鉢にでも植えなおしておけば、夏がきて枯れてしまうまでの間だけでも鑑賞できるだろうと考えた。

 自宅には、なにも植えられていない空の鉢があったので、さっそく駅前のホームセンターで土を購入し拾ってきた、すみれの株を植え、自室の窓の外のベランダに置いておいた。数日のうちに花は、すべて落ちてしまったが、根と葉は生きているようだった。だが、夏が終わり、秋が来る頃になると、一株を残して他のすみれは、すべて枯れてしまったのである。

 この冬は例年になく寒かったことだし、残った一株もどうなることかと思って見ていたのだが、先日、よくよく見てみると三本ほどの花芽が伸びていた。

 わたしは、いい気になって、すみれの写真はたくさん撮るが、すみれのことは何も知らない。聞くところによれば、日本だけでも何百という種類があるのだそうだが、わたしの場合、どのすみれも、すみれはすみれだ。

 すみれについて知っていることと言えば、淡いうす紫の花弁を付けるすみれと、濃い紫色の花弁をつける二種類の判別がつくぐらいのことである。前者の葉は丸い。後者の葉は長くとがっている。

 わたしが育てているすみれは前者のようである。

 さて、わたしの娘が花開くのは、いつになるのか。

 明日か、明後日か。

 花が開いたら、たくさんの写真を撮ってやろうと、てぐすねを引いて待ち構えているところである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

▼すみれの研究 Ⅳ

2012年04月09日 | ■日常的なあまりに日常的な弁証法

2012,04,09 川崎市

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする