菜の花や・月は東に・日は西に。江戸時代の俳人・与謝蕪村の高名な一句...。さて本日春分
の日...。白鳥たちが飛び立ち、桜が咲く頃...、全国各地の菜の花畑では一斉に綺麗な黄色の
花が咲き乱れております...。写真は観光地ではなく私が住んでいる所の近所...。
近所に沢山の菜の花...。これ千葉県の花が、“菜の花”であることに何か関係があるのかも
しれません...。恐らく今頃、千葉の南房総では見事な菜の花畑の風景が楽しめることと思い
ます...。菜の花...アブラナ科の植物の花の総称。食用あり観賞用あり...油も採取したり...。
冒頭の句、江戸時代に菜の花は菜種油の採取用として広く栽培され、絞ったカス(油カス)
は肥料として用いられ、花芽は食用になり、さらには観賞用として...。菜の花は春の季語で、
月が東にあって日が西にあることから夕刻の情景を表している...。目に浮かぶようです...。
千葉県の花が何故、菜の花なのか不明ですが、このことはさておき千葉の風景に菜の花は
非常に良く溶け込んでおります(因みに冒頭の句が読まれたのは兵庫・六甲山とのことですが)
華美な装飾に寄らず、見たものを読む“写生”...。菜の花や...。この、......の余韻を感じて...。
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