銚子・角巳之・三代目

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峠...②

2022年06月24日 | 日記・エッセイ・コラム

約300年も続いた徳川時代が終焉の時を迎え、新たな価値観が入って来た時、その時代の人々
はどう振舞ったのか?...ということであります。とりわけ長きに渡り地域を治めてきた殿様や、
もっというと事務方トップ...、番頭さん、あるいは意思決定者、リーダーと呼ばれる方々...。

コペルニクス的転回と言う言葉があります。物事の見方が180度変わってしまうことの例え
に使われますが、まさにそのような状態...。言うは易しですが“どうしたら良いのか分からない”
これが本音だろうと思います。強いて言えばその変化の前に先見の明があったかどうか...。

河井継之助と言う人を語る時、多くの人がその先見性を高く評価する。しかしながら先見性は
あり、それが正しいとしても、歴史は時に残酷...。この運命に翻弄されながらも最終的に武士
として潔く、一時的に汚名を被っても長岡の人、もっというと日本人の将来を見つめる覚悟...。

戦わざれば亡国、戦うもまた亡国であれば、戦わずしての亡国は身も心も民族永遠の亡国である...。
ふと、この一節が出て参りました。太平洋戦争突入時・作戦遂行の責任者(軍令部総長)の言葉。
長岡は焦土となり、継之助の墓はムチで叩かれるほどの憎悪の対象となるも...(続きは次回に)




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2 コメント

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「峠」 (ちかあと ひろし)
2022-06-24 08:08:35
長岡を訪れると、河合継之助記念館、山本五十六記念館が隣接するような近いところにあります。比べると、国家公務員、官僚の方々の呪縛が共通していると思います。今も同様かと感じます。
司馬遼太郎は存命中は「坂の上の雲」の映画化を許さなかったそうです。

司馬遼太郎の歴史観に意見するのは大学の後輩である原田伊織(作家)です。「明治維新という過ち」が代表作です。
参考まで。
返信する
「峠」 (ちかあと ひろし)
2022-06-24 08:06:09
長岡を訪れると、河合継之助記念館、山本五十六記念館が隣接するような近いところにあります。比べると、国家公務員、官僚の方々の呪縛が共通していると思います。今も同様かと感じます。
司馬遼太郎は存命中は「坂の上の雲」の映画化を許さなかったそうです。

司馬遼太郎の歴史観に意見するのは大学の後輩である原田伊織(作家)です。「明治維新という過ち」が代表作です。
参考まで。
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