草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

オスプレイの飛行再開をためらってはならない!

2016年12月17日 | 政局

沖縄の過激派の反対運動などよりも、同盟国アメリカとの協力関係を重視すべきである。オスプレイの飛行再開を防衛省がためらっているようだ。稲田朋美防衛相は何を考えているのだろう。安全確認などという前に、目の前に中共の脅威が迫っているのに、悠長なことをいっていられるのだろうか▼訓練中の事故で不時着しただけであって、実戦配備を優先させるべきなのである。19日に稲田防衛相はアメリカ軍関係者と協議するというが、そこで待ったをかければ、誰が喜ぶというのだろう。中共軍機へのスクランブルは年々増加しており、自衛隊のパイロットは精神力だけで頑張っているのではないか。中共軍機の目に余る挑発行為にも、じっと耐えているのである。限界に近いとまでいわれている。本来であれば、防衛省が中共機の行動を世界に暴露すればいいのである。それもせずに気兼ねばかりしている▼安倍首相は戦争一歩手前であることを、国民に直接訴えるべきなのである。アメリカ軍の手足を縛っておいて、助けてくれというわけにはいかない。民進党や共産党ばかりでなく、自民党にもお花畑はいるようだ。まさしく中共の思うつぼではないか。就任前は勇ましいことを口にしていた稲田防衛相は、安全保障についてはズブの素人なのだろう。腰が座っていない。頼りなく思われて当然なのである。

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカを解体する目論見に待ったをかけたのがトランプだ!

2016年12月17日 | 思想家

今のアメリカを理解する上でサミュエル・ハンチントンの『分断されるアメリカ』は大いに参考になる。クリントン大統領の時代に「脱構築主義者」によって推進された政策は「多様の国民性からなる国」をスローガンとして、「サブナショナルな人種、民族、文化のグループの地位と影響力を高めるプログラムを構築した。彼らは移民が母国の文化を維持することを奨励し、アメリカ生まれのアメリカ人には享受できない法的特権を与え、アメリカ化の考えを非アメリカ的だとして非難した」のである▼驚くべきはそれを推進したのが国を動かす指導的な立場の政治家、公務員、学会、メディア、財界であったことだ。ハンチントンは「一国の指導者が自らの国を支配する国を解体しようとするこうした試みは、おそらく人類の歴史のなかでも例を見ないだろう」と書いている。これに対して、アメリカ人の多数派は違和感を覚えるようになり、1990年代からそれが顕著になってきていた。トランプの大統領当選は揺り戻しなのである▼この点では日本も一緒である。日本のエリートたちも、ハンチントンのいう「脱構築主義者」であったからだ。日本を解体することが正義であると主張したのだ。名前を挙げればきりがない。混乱に終止符を打つためにも、私たちは日本を取り戻さなくてはならない。アメリカですら軌道修正をしているのだから。

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする