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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

サヨクが無節操なのはマルクス主義が通用しないからだ!

2016年12月08日 | 思想家

日本のサヨクは1956年のスターリン批判や、さらに1989年のベルリンの壁崩壊から何も学んだのだろう。それを痛切に感じていたからこそ、柄谷行人は1993年の段階で白旗を掲げたのではないか。柄谷はマルクスの『共産主義者宣言』(金塚貞文訳)に掲載された「刊行に寄せて」のなかで、マルクスの理論の脱構築を試みた▼その本の題名が「共産党宣言」でないことからも分かるように、レーニン的な前衛党を否定するとともに、共産主義体制なるものを、マルクスが明らかにしなかった点を力説したのだ。「本書に共産主義のプログラムを読むことは、根本的にまちがっている。マルクスは、歴史を動かしているような理念を否定した。彼が見ようとしたのは、いわば物自体としての歴史であり、それは資本主義によってたえず予想をこえて変形されている」▼そもそも仰々しい理念などは仮象でしかないというのだ。しかし、目指すべき理念は仮象にとどまるとしても、「(資本主義の)たえず変容する所与の前提のなかで、それがもたらす諸矛盾を止楊しようとする闘争が各所であるならば、そこに『共産主義者』がいるだろう」と居直ったのだった。現実の世界ではそんな自己弁護が通用するわけもなく、今のような退廃的な無節操、無方針を生むにいたったのである。

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ギャンブル依存症の大半はパチンコによるものだ!

2016年12月08日 | 政局

「カジノ法案」と民進党の蓮舫らが騒げば騒ぐほど、パチンコのことが話題になる。ギャンブル依存症の日本人は536万人ともいわれている。その大半はパチンコによるものである。カジノがあろうとなかろうと、すでに深刻な社会問題になっている。売り上げは年間約20兆円に達しており、パチンコ店の近くには決ってサラ金の看板があり、一般庶民をカモにしているのである▼パチンコは名古屋が発祥の地といわれるが、当初は時間潰しには手頃な遊技であった。それがいつの間にやら賭博となり、店舗も大駐車場を持つ郊外型になった。パチンコのために自殺したり、家庭が崩壊しているにもかかわらず、マスコミから批判されずにきたのは、パチンコ店がテレビ局などに広告を出しているからだ▼もう一つ忘れてはならないのは、経営者の大半が北朝鮮や韓国の関係者であるということだ。戦後の日本においては、彼らを批判することはタブーであった。それを口にしようものなら袋叩きに遭った。国会の論戦を聞いていても、与野党ともパチンコに関してはまったく触れない。パチンコ廃止を訴えているのは、行動する保守運動だけだ。パチンコをこのまま野放しにしておいていいのだろうか。「カジノ法案」が争点になっている今こそ、国民的な議論を始めるべきだろう。ギャンブルに反対であるのならばなおさら、パチンコに目を向けるべきなのである。

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