草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安倍首相は押されている振りをしてアメリカの裏をかくべきだ!

2014年03月16日 | 政局

  安倍首相はなぜか元気がない。頼りにしていたアメリカ様が、腰が定まらずに、かえって中共や韓国に味方をしているからだ。韓国はとっくの昔に北朝鮮の工作が功を奏し、反共国家でなくなっている。何を血迷ったかオバマ大統領は、日本と韓国の同盟に期待しているようだ。しかし、安倍首相は悲観するには及ばない。アメリカが自信をなくした今こそ、日本を真の主権国家とするのである。それを実現するには、才能に恵まれている必要もない。花田清輝は『乱世をいかに生きるか』で豊臣秀吉を論じており、それが的を射ている。天下を取るには大気、勇気、智恵がなければ、と秀吉は言っていたが、花田にかかると「秀吉は、大気にも勇気にも智恵にも、きれいさっぱり縁がなかったので、それで天下が取れたのである」と書いている。大気とは太っ腹なことであり、そこに勇気と知恵が備われば、一見万全なように思える。花田に言わせれば、逆にそれがなかったからこそ、秀吉は警戒心が旺盛だったのであり、信長から謀反の疑いを持たれることもなかった。さらに学問もなく、智恵にも恵まれていなかったために、側近に有能な人材を配置した。安倍首相もその手でいけばいいのだ。アメリカの裏をかくには、大気であってはならない。機を見るに敏でなくてはならない。そして、ブレーンをそろえることだ。保守派からすれば、思ったほどの成果を上げていないとの批判もある。私もその通りだと思うが、花田が書いているように、「押しの一手ではなく、押されの一手を採用」すればいいのだ。相手の力を利用して投げ飛ばすのである。

 

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今こそ会津藩の子孫たちのように父祖の汚名をそそぐべきだ!

2014年03月15日 | 祖国日本を救う運動

 会津藩の子孫の願いは、自分たちの先祖の汚名をそそぐことであった。それなくして、死者を弔うことはできないからだ。それは苦難の歴史でもあったが、それを成し遂げたのである。その一途さは、会津人だけのものであろうか。大東亜戦争を戦い抜いた者たちの子や孫もまた、父祖たちの悔しい思いを忘れるべきではないだろう。戦争には負けたとしても、アメリカなどに一方的に断罪されるものではなかった。広島や長崎の原爆や、東京空襲などのように、無差別に無辜な民衆を殺戮するのを正当化するものではなかった。会津藩の子孫たちは、孝明天皇の死と「倒幕の密勅」に疑問を抱き、それを公然と口にした。どこで歴史の歯車が狂ったかを検証するなかで、それも問題視したのである。会津の郷土史家宮崎十三八は『会津人の書く戊辰戦争』において、あえて「私の曽祖父は戊辰戦争の敗戦で生涯苦しみ、その実弟二人は賊軍として非業の最期を遂げた。少なくともこの二つが確証された今、会津藩と私たちの祖先の名誉は何らかの形で回復されねばならない」と書いたのである。それと同じ気持ちに、平成の日本人はなってきているのではないだろうか。真珠湾攻撃が日本の奇襲ではなく、事前にアメリカが知っていたのは有名な話である。さらに、アメリカが戦争前から中国に肩入れしていたことも事実である。かつての会津人がそうであったように、平成の世の日本人は、父祖の汚名をそそぐべきなのである。

 

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一歩後退二歩前進の決意で安倍首相は外圧に抗すべきだ!

2014年03月15日 | 国際問題

 敗者としての日本を二度と立ち上がれないようにするために、戦後の一時期、アメリカは手段を選ばなかった。日本バッシングを強める中共や韓国は、それを熟知しているから、アメリカと組むことで、日本を孤立させようと必死である。オバマ政権の優柔不断さもあって、それは功を奏しつつある。その流れのなかで、安倍晋三首相もやむなく政策的な軌道修正を強いられている。昨日の参議院予算委員会で、「従軍慰安婦問題」の根拠ともなった河野談話についての有村治子自民党参議院議員の質問に対して、安倍首相は「安倍内閣で見直すことは考えていない」と答弁した。4月のオバマ大統領の訪日の前に、韓国との関係をこれ以上悪化させたくないので、あえて言葉を選んだのだろう。しかし、ここで忘れてはならないのは、ようやく日本は占領軍によって奪われた歴史を取り戻そうとしており、逆戻りはできないということだ。安倍首相は日本丸の舵取りをしており、短期長期の見通しで外交を行なっているのだろう。戦略的にみれば、ここで韓国と激しくやり合えば、相手の思う壺である。それよりは韓国の国内事情で、日韓首脳会談が実現できなかったことを、世界に知ってもらった方がいいからだ。日本国民は中共や韓国、さらにそこに擦り寄るアメリカに対して、かつてない不信感を抱いている。アメリカとの従属的な関係から、独立国家へと一歩踏み出すことを望んでいる。日本国民の生存と安全をアメリカに委ねてきた過去と決別せずして、日本の未来はないのである。外交的な配慮は欠かせないにしても、安倍首相はそのための捨て石となるべきだ。一歩後退二歩前進しかできないとしても。

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アメリカのポチに徹する戦後保守の限界!

2014年03月14日 | 思想家

 櫻田淳に期待していたが、戦後保守の限界を越えられない思想家だったようだ。毎日新聞におべっかを使ったわけではないだろう。先月28日付の「保守と歴史認識」のシリーズで、インタビューに答えた内容があまりにもお粗末だ。アメリカのポチに徹することが、日本の自由と繁栄を守ることだ、と勝手に思い込んでいる。戦後の日本の保守の二つの対外政策の方向性を指摘し、安倍首相がそのどちらの立場に与するのか、はっきりしないことを批判している。一つは敗戦国の境遇を受け入れつつ、国際秩序の維持勢力となることだ。もう一つは、敗戦国の境遇を汚辱ととらえ、その汚辱をそそごうという考え方だ。櫻田が前者であることは明確である。櫻田の頭には、アメリカしか念頭にないのだろう。そのアメリカが中共と公然と接近している。日本バッシングの口実にしている「従軍慰安婦」なるものに関しても、アメリカは韓国を利するようなことばかりしている。日本の経済力によって韓国を助けて欲しいのである。アメリカが出来ない分を日本に押し付けようとしているのだ。そのお先棒を担ぐ櫻田は、アメリカのポチなのである。私は安倍首相が絶対とは思わないが、日本がアメリカ追随ではなく、自らの判断で国家意思を表明した点は、高く評価したい。アメリカが日本を侮らないように、堂々と主張すべきなのである。それがどうして国際秩序を壊すことになるのだろう。アメリカ帰りのエリートと一緒で、櫻田は日本人としての大事なものを忘れている。

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日本の「右傾化」を印象付けようとした『アンネの日記』破損事件!

2014年03月14日 | 社会風刺

 あれだけ日本の印象を悪くした事件なのに、いつもの通り、最後は意味不明な幕引き引きである。『アンネの日記』や関連図書を破られる事件を大々的に報道し、あたかもそれが行動する保守の仕業であるかのようにキャンペーンを張ったテレビや新聞は、一体どのように弁解するのだろう。実際に行動する保守のメンバーであったりすれば、それこそ鬼の首でも取ったかのように騒いだに違いない。今回のことは、あまりにも出来過ぎであった。韓国がありもしない「従軍慰安婦」の問題で騒ぎ立て、それとアンネ・フランクを結び付けて、日本の「右傾化」を世界に宣伝する道具に使ったのである。しかし、捕まえてみたらば、犯人と思われる男は、意味不明なことを口にしているという。池袋のジュンク堂で勝手にチラシを撒いていたそうだから、その内容を公表すべきだろう。日本における反ユダヤ主義の運動は、保守民族派ではなくして、極左から転向した太田龍らによって指導されていた。暴力革命を主張していた太田は、70年安保の敗北以降は、「辺境への退却」を叫んだりしていたが、最終的に反ユダヤ主義に辿りついたのである。太田は『ユダヤ世界帝国の日本侵攻作戦』のなかで、田中角栄の逮捕もユダヤの仕業としている。太田の影響もあって、田中の後継者である小沢一郎の擁護を買って出る人間もいる。ただし、その太田ですら、現在の世界でユダヤと目しているのは「ユダヤ7大財閥」であり、ユダヤ人そのものを攻撃しようというのではない。日本を貶めたことになった今回の騒ぎは、結局は中共や韓国の日本バッシングに利用されただけなのである。

 

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東芝の研究データを韓国のメーカーに渡した男を逮捕!

2014年03月13日 | 科学技術

 自分が勤めていた半導体メーカーで手にした技術を韓国に売って、そこから便宜を与えてもらう。まさしく売国奴ではないか。しかも、それが東芝の主力製品「NAND型フラッシュメモリー」というのだから、ゆゆしき問題である。NHKはその男の名前まで公表したようだが、それはあたりまえのことだ。研究データを記録媒体に無断でコピーし、韓国の半導体メーカーに転職したというのだから、あまりにも見え見えではないだろうか。このような犯罪は、本来であれば産業スパイであり、厳しく罰するべきである。たかだか不正競争防止法違反というのが情けない。日本の卓越した技術を、個人的な金儲けに利用する。それを犯罪と認識していないところがずっこけている。日本がデフレで業績が振るわなかったときに、韓国からのヘッドハンティングが相次いだ。個人的な能力を買われてというよりは、日本のメーカーの技術を盗みたかったのである。それに乗ってしまっては、日本を売ったのと同じことだ。今回の逮捕は氷山の一角であり、今後次々と明るみなるはずだ。産業スパイもスパイには変わりがない。これまでの日本はスパイの天国であった。何をされても手出しができなかった。しかし、これからは違う。断固として国益を守るために、黙っていないことを日本は内外に示したのである。日本が生き残っていくためには、技術力で勝負するしかない。スパイやその協力者をのさばらせておくわけにはいかないのである。

 

 

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武士的な戦闘者の出現を待望していた葦津珍彦!

2014年03月13日 | 思想家

 葦津珍彦の『武士道「戦闘者の精神」』の「はしがき」に書かれていることが、全て現在の日本にあてはまる。昭和44年に出たにもかかわらず、葦津は旧約聖書の預言者のように、私たち日本人に、危機がせまっていることを教えてくれた。そこで葦津は「すべての権威が挑戦をうけ、戦いをせまられているのが現代である。相対立する諸潮流は、多極的に分裂し、戦闘の準備を急いでいる。平和的ネゴシエイションのよびかけは、時を稼ぐ戦法にすぎなかったことが、やがて明らかとなるだろう」と書いていた。中共が一時は尖閣諸島を棚上げするようなことを言いながら、結局は武力によって自分のものにしようとしている。また、その当時から葦津は国際的には米ソ二極時代のシンプルさがなくなり、国内的には群雄割拠の時代が到来したことを告げた。「日本国内の諸勢力も、四分五裂、群雄割拠の情況を呈している。多彩な戦旗が人々を結集しようとする。ただ時代の潮流に流され、徒に強大なるものに屈従することを欲しない者は、自らの生命を賭けて戦うべき、自らの戦旗を選択することを迫られるだろう」。今の日本は外国勢力からの圧力を受け、国内においては武装解除を主張する勢力が跳梁跋扈している。そんななかにあって、当面は思想戦が中心であるにせよ、国を憂うる戦闘者たちが、自らの行動の指針として、武士道が再認識されるべきは、葦津の言う通りではないだろうか。日本人の思想的バックボーンは武士道であり、それを実践した者たちこそが、真の戦闘者なのである。

 

 

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盗用やコピペがまかり通る日本の学界を嗤う!

2014年03月12日 | 社会風刺

 小保方(おぼかた)晴子さんが早稲田大学に提出した英文の博士論文で、参考文献目録が他の論文と類似していることが明らかになった。朝日新聞がこれを問題視したもので、スタップ細胞で一躍有名になった小保方さんは、学位取り消しの可能性すら出てきた。盗用とかコピペとかは昔からのことで、それを見つけ出しても、次から次へと出てくるはずだ。何も自然科学にとどまらない。社会科学だってやりたい放題なのである。語学ができるいうだけで、それを翻訳して学者面できるのだ。まるっきり人の受け売りではないだろうか。それだってよくよく考えれば、大問題なのである。三木清という哲学者がいた。名前を知らない人はいないだろう。黒田寛一が『読書の仕方』で取り上げていたが、三木が執筆したある論文が、ある外国の有名でもない学者の新しい著作の内容の盗み取りでしかないことを、三木論文が発表されてから数年の後に、四国のある山の中の教師が指摘した。それはたまたま発覚しただけであり、ほとんどは闇に葬られてきたのである。しかし、これからはそうはいかないだろう。ネット時代に突入したことで、文献を自由に検索できるようになれば、白を切ることは難しい。今後も小保方さんのような例は、自然科学社会科学問わず出てくるだろう。それが学閥を突き崩すことになればいいのだが、排他的な学術の世界は最後まで抵抗するに違いない。外国の名前が知られていない学者の論文を拝借しても、それでまかり通ってしまうのが日本の学界なのである。

 

 

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南北首脳会談が実現した時点で反共の砦でなくなっていた韓国!

2014年03月12日 | 国際問題

 韓国が今のようになってしまったのは、2000年の南北首脳会談が実現してからであった。それ以降の韓国は、もはや反共の砦としての自らの立場を放棄してしまった。南北が統一の問題を自分たちの力で果たすこと明言し、韓国は北朝鮮との和解の道を選んだのである。朝鮮戦争が北朝鮮による侵略であっても、南に侵攻するための掘られたトンネルも、ラングーンでのテロも、そして拉致も全てなかったかのようであった。韓国国内に北朝鮮を批判することもためらわれる風潮すら生まれた。このことについては、勝田吉太郎も『文明の曲がり角』で触れている。そこで出てきたのが、日本バッシングであった。在韓米軍に対しても、若者層を中心にして反発が広がった。そうした過去があって、現在の韓国があるのだ。朴槿惠大統領にしても、その流れがあるからこそ、国民に媚びを打って反日の姿勢を変えられずにいるのだ。北朝鮮による巧妙な浸透工作によって、もはやかつての韓国ではなくなってしまったのだ。しかし、頼みにした北朝鮮は、それこそ金王国の支配が崩れようとしている。内部対立も深刻な事態になっている。そこで中共に助けを求めたのだった。反米意識が定着し、日本に敵対している国民を納得させるには、それしか選択肢がなかったからだ。日本人の多くは、まだそのことに気付かないでいる。ようやく最近になって韓国に身構えるようになってきたが、そこまで根深い問題があることまでは理解してはいない。日韓友好というのは、あくまでも相手があってのことであり、まずは韓国の歴史的な経過を認識すべきだろう。

 

 

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東日本大震災の発生から3年 5首 

2014年03月11日 | 短歌

陛下から御言葉賜り国挙げて御霊(みたま)やすかれ大和島根は

かけがえのなき人あまた失えり大震災からみとせ迎えし

お言葉にしゃくりあげし東北は西田敏行朴訥なりし

国民(くにたみ)を思う心のありがたき陛下のお言葉遠つ祖(おや)にも

東北に悲しみありき3・11「黙とう」の声かき消す波濤

 

 

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