草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

アンティファやBLMの暴力に翻弄されるアメリカ流民主主義!

2021年01月01日 | アメリカ

アメリカの混乱が教えてくれるのは、歴史無き国家が背負わされた宿命ではないだろうか。日本のように国柄としての権威はなく、あくまでも数の力で物事が決まっていく。これに反発するのがアンティファやBLMなのである。彼らはアメリカという国家を打倒しようとしており、そのためには暴力も辞さないのである▼我が国は今中共による脅威に直面している。アメリカが本格的な内乱に突入することを望まないからこそ、トランプの奮起に期待しているのである。だからといってアメリカ流の民主主義が絶対視するのは間違っている▼保守を代表する論客であった葦津珍彦は、アメリカという国家の脆弱性を見抜いていた。建国以来の歴史を踏まえて「7代、8代にもわたる祖先たちから世界に類例のない程の巨大な財産と特権とを継承するとともに、外国人や異人種に対して、一世代では償いきれないほどの債務(負い目)をも継承している国家にぞくする国民なのである」(『近代民主主義の終末』)と書いたのである▼アンティファやBLMが暴れ回るのにはそれなりの理由があり、アメリカは国家存立の危機に瀕しているのだ。もはや放置することは許されず、トランプが強権を発動しなければ、最悪の事態を招くことになるだろう。共和党と民主党のレベルの争いではないのである。


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2 コメント

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危機の時代 (嫌韓有理)
2021-01-01 11:34:22
 第二次世界大戦勃発前の1938年には、「リベラルデモクラシー(自由な民主政)」「コミュニズム(共産主義)」「ファシズム(全体主義)」という3大勢力があった。
 1938年から30年後の1968年(冷戦時代)には、「ファシズム(全体主義)」が滅んで、「リベラルデモクラシー」と「コミュニズム(共産主義)」の2大勢力になった。
 さらに30年経った1998年(冷戦終焉後)には、「コミュニズム(共産主義)」も滅んで、「リベラルデモクラシー」だけが残った。
 フランシス・フクヤマは、「リベラルデモクラシー」とともに歩んでいく『歴史の終わり』に人類が到達したと宣言した。

 しかし、舞台は回り、歴史は繰り返すのが、人の世の常というものである。
 1930年代の、「リベラルデモクラシー(自由な民主政)」「コミュニズム(共産主義)」「ファシズム(全体主義)」の3大勢力は、第一次大戦後のアメリカの孤立主義と世界恐慌後の階級構造(経済格差)や大衆意識の分断拡大に基礎を置いていた。
 もし、このままコロナがノーマルとなり、梅毒やエイズやエボラ出血熱がじわじわ拡大し、アメリカの資産バブルが破裂し、気候変動が増し、巨大地震が来れば、1998年から30年後の2028年には1930年代のように、世界は(日本)は、また疾風怒濤の全面的な経済・社会危機から政治危機へと進み、「リベラルデモクラシー(自由な民主政)」「コミュニズム(共産主義)」「ファシズム(全体主義)」という3大勢力の激突が再来しても不思議ではないのである。
 というのは、今や、「リベラルデモクラシー(自由な民主政)」の勝利をもたらしたアメリカの覇権には陰りが見え、また世界各国での経済格差や大衆意識の分断が拡大しているからである
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【 管理人さんへ 】 (三角四角)
2021-01-05 23:00:33

 「 明けましておめでとうございます! 」

 旧年中は、失礼な物言いが多かったです。

 済みません。

 日本への思いは同じだと思いますが、細部では見解が相違してしまいました。

 個性と言うか、多様性なのでしょうか?

 管理人さんも私も、義務教育で愛国心を習いませんでしたので、統一的な愛国心は無く、それぞれが培って来た愛国心に頼らざるを得ないでしょう。

 大きく捉えれば、日本が良くなる様にするのが、愛国心でしょう。

 少しずつでも良いですから、日本が良くなると良いですね!
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