草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

トランプ暗殺未遂事件と安倍さんの死との共通性

2024年07月16日 | テロ
 トランプ前大統領が銃撃された事件で、シークレットサービスの対応に疑問が生じている。トランプ氏に銃を向けていることが分かった時点で、なぜ引き金を引かなかったかという疑問である。今回のことは徹底的に調べ上げられることになるだろうが、それに付けても、安倍晋三元首相がテロリストに殺された事件のことが思い出されてならない。
 トランプ前大統領がかろうじて命が助かったが、安倍さんは二度と戻ってはこないのだ。安倍さんがいなくなってからの日本の政治は、親中派に主導権が移り、我が国の政治的な混迷を極めている。
 2年前の出来事であるにもかかわらず、テロリストの裁判は、まったく進んでいない。なぜ演説している安倍さんの背後がガラ空きになっていたのか。なぜ2発目を阻止できなかったのかは、警備上のミスですまされない問題である。犯人は別にいたという説を主張する人たちもいる。
 陰謀論に与するつもりはないが、安倍さんが存命であれば、日米を中心とした対中包囲網は構築されただろうし、トランプ氏が死去していれば、ほぼ確実視されている大統領への再登板は難しかったのである。
 安倍さんを殺めたテロリストの背後関係を、警察当局は徹底的に調べ上げるべきだろう。今からでも遅くはないのであり、それが私たち国民が望んでいることでもあるからだ。
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