草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

イスラムや中国ロシアは同性愛に寛容ではない

2024年07月26日 | LGBT
 同性愛者を厳しく罰しているのは、イララムの国々であり、抑圧を強化ししているのは中国やロシアなどの全体主義国家である。
 イスラムは夫婦の性行為以外は認めておらず、同性愛など言語道断なのである。いくらリベラルが歩み寄ろうとも、相手にされることはまずないのである。
 中国は表向きは同性婚などを1997年に認めたものの、実際には弾圧が強化されており、LGBTコミュニティは目だったイベントはできなくなり、最大のイベントであるプライドイベントは2021年から中止になっている。
 ロシアでは2023年11月30日、最高裁判所が「国際的なLGBT市民運動」を過激派組織と断定し。全国での活動を禁止した。プーチンは伝統的な価値観を重視しており、ロシアの道徳を重んじる姿勢を貫いている。
 そうした現状を日本のマスコミは報道せず、ポリコレ的な報道に徹している。リースマンは全体主義権力への静かな抵抗として、アパシー、性的堕落、犯罪、闇市場を指摘しているが、中国やロシアはLGBT関係者を危険分子として見ている。全体主義国家が寛容であるわけはないのだ。
 リベラルであることは、イスラム原理主義や全体主義とは馴染まないのである。日本のなかの親中派などがそれを叫ぶのは、我が国に分断させるためであり、LGBTの人たちに共感しているわけではないのだ。かつて世界的な反核運動の背後に、ソ連がいたと同じことなのである。
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