草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

政局ばかりでフクシマの子供たちなどどこ吹く風の民主党

2011年08月12日 | 政局

 東日本大地震や原発事故で、東北や関東は惨憺たる目に遭い、今もなおそこから脱却していないのに、政治は無政府状態である。その責任を負うべきは、いうまでもなく民主党だろうが、その政権与党は党内の権力闘争にうつつを抜かしている。代表選出をめぐる動きが優先されて、フクシマの子供たちのことなど、二の次三の次なのである。さらに、チェルノブイリの原発事故であれば、年間5ミリシーベルトを超えれば、居住を制限されたのに、現在の日本では、年間10ミリを超えても、安全だとか言っており、国民のことなどどうでもよいのである。そんな政治を行っている民主党が、いかに政権のたらい回しをしても、国民の支持が回復することは絶対にあり得ない。危機的状況のなかで、やるべきこともしないで、国民を騙し続けるにも限度があるからだ。許しがたいのは、命よりもコストにばかりこだわっているために、暫定基準値が独り歩きしはじめていることだ。自治体もすぐにその数字を持ち出すが、米一つにしても、1キロ当たり500ベクレルを超えなければ大丈夫だ、という根拠はどこにもないのである。国際的にもべらぼうに高い数字だ。菅直人首相の後に、誰が代表となり首相となっても、今までのことは帳消しにできず、国民の怒りが収まるわけはない。

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ ←会津っぽに応援のクリックをお願いします
 にほんブログ村


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レーニンが評価した日露戦争... | トップ | ガス抜きの農民デモの先頭に... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
腰が引けて終わりの菅総理 (子どもの心配よりも)
2011-08-12 15:32:04
子どもの心配で無駄足踏むよりも、円高だから海外の製品を買うよう日本人を仕向けたほうが良い。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政局」カテゴリの最新記事