草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

死生観なき戦後日本の不幸

2024年08月12日 | 信仰
 72・68歳と日本の男性の健康寿命は決まっています。女性の場合は75・38歳です。それからは騙し騙し生きるしかありません。何もなければ儲け物ですが、僕の周りを見ると、そうもいかないようです。
 僕などは物を書く仕事ですから、気ままにやるしかありません。男の人の2人に1人は癌にかかります。団塊の世代が癌年齢になり、驚くべき病気ではなくなりました。たとえ癌にならなくても、循環器や肺炎などがあります。感染症も侮れません。
 しかし。戦後生まれの僕たちには、確固とした死生観かありません。死なない人間はおらず、覚悟のあるなしが問われます。私たちの先人は、迷惑のかからないように、生をまっとうしました。宗教的教育がなされなくなった戦後の我が国は、大事な物を見失ってしまったのではないでしょうか。
コメント
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