草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

「不平をもった言論人」のフェイク報道を甘く見てはならない!

2017年07月31日 | マスコミ評

フェイク報道であっても、それを甘く見てはならない。今回の森友、加計の騒動は、それを私たちに教えてくれる。事実がどうあろうとも、そんなことよりも、言論戦で勝つか負けるかなのである。朝日やNHKなどのマスコミに対して、保守派の言論の力が試されているのである。深刻な事態になっているのは、保守派の言論人がまだまだ力不足であるのを物語っている▼エリック・ホッファーの『大衆運動』(高根正昭訳)では、その点を鋭く指摘している。「大衆運動は、ふつう支配的な秩序が信用を失うまでは発生しないものである。信用の失墜とは、権力の座にある人びとが大失敗をしでかしたり、悪弊をもっているために自動的に生じるのではなくて、不平をもった言論人の計画的な仕事の結果として生じるのである」▼ホッファーは現実を直視するのである。いかに体制派が無能であろうとも、言論活動が活発に行わなければ、なかなか権力の座は崩壊しないのである。マスコミは自分たちの嘘に気付いており、国民を煽る手段として森友や加計を利用したのである▼ネットによって事情は変わりつつあるとはいえ、嘘も本当になるマスコミの恐ろしさを無視してはならない。保守派の言論人が踏ん張るべきだろう。大学を過激派が支配していた時代であろうとも、林健太郎のように、それに対抗した保守派の教授たちはいた。勇気ある言論人の言葉が日本を安定させるのである。今こそ保守派の言論人が臆せずに論陣を張るべきときなのである。


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核ミサイルの脅威に日本人は能天気であってはならない!

2017年07月31日 | 安全保障

「あらゆる大事件は不意に訪れるというが、これは真実かも知れない」(『安息日の前に』中本義彦訳)と述べたのは、エリック・ホッファーであった。その言葉がなぜか気になってならない。中共や北朝鮮の軍事的脅威が強まっているにもかかわらず、多くの日本人は能天気である。ありふれた日常性がこれからも続くと信じている。だからこそ、くだらない加計学園の問題で大騒ぎをするのである▼現実は甘くはない。日本人の頭の上でいつ核爆弾が破裂しても不思議ではないのである。北朝鮮の核ミサイルが東京に着弾すれば、都民の大半が一瞬にしてこの世から消えるのだ。中共は日本を攻撃するためために300基の核ミサイルを配備している。北朝鮮は日本を射程に入れたノドンやスカッドクラスのミサイルが200基以上で、そのうちの何発かには核兵器が搭載されている▼それに対抗すべき日本の現状は、あまりにも無防備に近い。ようやくシェルターの必要性が叫ばれるようになった段階である。もはや平和憲法なる理想を振りかざして、諸国民の公正と信義に信頼する時代ではなくなった。ある日突然の緊急事態に備えて、政治は最善を尽くさなければならない。歴史を紐解いてみると、予測された戦争などはなかったのであり、「あらゆる大事件は不意に訪れる」というのは真実を語っており、もはや能天気ではいられないのである。


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