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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

大義なき党利党略の政治は国民を不幸にするだけだ!

2016年10月24日 | 思想家

日本の政治家が堕落してしまったのは、座禅をしないからではないか。身体だけでなく、「心の鍛錬」を怠っているからではないか。嘘吐きと批判されている蓮舫ごときに政治家が振り回されているのは、選挙の勝敗しか頭にないからである。大義がなければ虚しさしかないのを、どうして気付かないのだろう▼京都学派の西谷啓治は『宗教と非宗教との間』のなかに収録された「禅の現代的意義」において、人間が立脚すべき価値について論じている。「一個の小さい人間である自分の信念が、実は大きな、世界全体を包むような、そういう立場から根拠づけられという自覚、そういう信念、それが本当の自覚だし信念です。宗教はそういう問題だといえます。それは、ちょうど木の根に当たるようなところの事柄で、木の根はやはり宙に浮いてはいけない」▼政治家は根無し草であってはならない。「自分を超えたもっと根本的なところ、場合によってもっと高いところから方向づけられている」と感じることができなければ、危機に対応するのは難しい。勝手気ままに生きるのではなく、自分が生かされて生きているという境地が大事であり、それが西谷のいう「立命」なのである。今の政治家に求められるのは「心の鍛錬」ではないだろうか。打算や党利党略が最優先するような政治は、国民を不幸にするだけである。

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自民党を変え日本を救うのは小池百合子東京都知事だ!

2016年10月24日 | 政局

衆議院東京10区と福岡6区の二つの補欠選挙を自民党は昨日制した。新潟知事選挙で敗北した後だっただけに、自民党内には安堵の色が広がったのではないだろうか。最初から勝つことが予想されていたとしても、蓋をあけてみないと分からないのが選挙なのである▼勝因としては小池百合子東京都知事の影響力を無視するわけにはいかない。東京10区の若狭勝は小池都知事誕生の功労者であり、それもあって圧倒的な得票で勝利した。福岡6区の鳩山二郎の応援のために小池都知事はマイクを握った。小池ブームは国政にまで波及してきている。就任早々から攻めの都政の先頭に立っている小池都知事は、都民ばかりではなく国民から圧倒的に支持されている▼敗北した民進党は蓮舫人気にあやかることができなかった。二重国籍の問題は徐々に蓮舫を追い詰めている。今なお尾を引いているのであり、人寄せパンダにはほど遠い。解散さんが迫っているといわれているだけに、民進党内では反蓮舫の動きが活発化するに違いない▼主義主張の一致ではなく、選挙互助会でしかない民進党は、選挙に有利かどうかで右往左往するのである。誰も蓮舫の政治的な能力を評価しているわけではない。今後は小池都知事に日本の政治がかかっているような気がしてならない。まずは自民党を改革しなけれならず、そのための人材は限られているからだ。

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