これもまた予想の範囲内であった。自民党にも二重国籍の国会議員がいたのである。民進党にも蓮舫以外にもっといるのではないだろうか。たとえ何党であろうとも、国民を欺いた責任は重大であり、即刻辞職すべきである。自民党は7月の参院選で初当選した小野田紀美である。アメリカとの二重国籍であることが判明した。お人よしの日本人はころっと騙されてしまったのである▼自民党が追及をためらっていたのは、身内をかばう必要があったからだろう。蓮舫も小野田も自ら決断すべきである。それが許されるようであれば、日本は日本人の国家ではなくなる。自民党もここは毅然とした対応をすべきだ。欧米派も中共派のどちらも、日本を自国と思っていないのである。いかに与党であっても容認されるべきではない。安倍自民党にその覚悟があるかどうか問われているのである▼いくら八幡和郎や池田信夫が正論を述べても、それがもう一つ迫力に欠けたのは、自民党が優柔不断であったからである。泣いて馬謖を切らないのだから、蓮舫を追い詰めることができないのである。二階幹事長はそれを知っていた節がある。今求められるのは日本派の政治家である。新たなる保守党が日本で政権を獲得しなければ、戦後レジームからの脱却は難しい。ここは一歩踏み出して自民党以後を見据えるべきなのである。
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