草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

「日本第一党」に結集するのは危機感を抱く日本国民だ!

2016年08月30日 | 政局

日本に民族主義政党が誕生するのは、日本がそれだけ危機に直面しているからだ。桜井誠氏を代表とする新党の名前が「日本第一党」と決まった。グローバリズムに対抗するには、より過激にならざるを得ない。しかも、新党には国民に呼びかける明解なメッセージがある▼反日国家や在日へのむき出しにした敵愾心は、日本国民の約3パーセントくらいの支持をすぐに取り付けることになるだろう。現在の社会民主党と肩を並べる力を持つのである。街宣を中心にした街頭右翼とは異なって、平成生まれの若者が多く、ネットを通じて構築された組織をベースにしていることも注目に値する▼かつて橋川文三は三島由紀夫の『文化防衛論』を論じたなかで「私は、およそ一つの文化が危機にのぞんだとき、その文化が『天皇を賛美せよ!野蛮人を排斥せよ!』というのと同じ叫びをあげるのは当然のことだと思っている。それはほとんど危機におかれた人間の生理的反射に似た現象であり、日本にかぎらず、それぞれの時期において、人類史上の普遍的な現象であると思っている。とくに日本のように社会組織の有機的性格が濃密な地域では、危機への反射的反応はそれだけ強烈であるのは当然である」(『三島由紀夫論集成』)と書いた▼行動する保守運動はドン・キホーテではないのである。もはや彼らを無視することはできない。これから自民党は右からの揺さぶりにさらされることになるのである。

 

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