草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

東京オリンピックに向けて日本の良さを日本人は取り戻すべきだ!

2016年08月23日 | 歴史

日本を世界に知ってもらうことが何よりも大事である。昨日のリオデジャネイロ五輪の閉会式で、マリオに扮した安倍首相が登場する演出は、世界中をアッといわせた。アニメ大国日本を印象付けることになったからだ。日本の今後はどのような情報を発信できるかにかかっている。「従軍慰安婦」に代表されるように、捏造された歴史によって貶められてきたイメージを一掃するには、それなりの努力が求められるのである▼いよいよ4年後には東京オリンピックである。昭和39年のときには日本は戦後復興の途上にあった。当時の東京はどこもかしこも建設ラッシュであった。幼い頃の記憶が昨日のようによみがえってくる。日本が日本を取り戻すには、外国にどう見られるかといった他者の眼差しを意識することではないだろうか。それを利用すべきなのである▼日本の戦後はあまりにも悲惨であった。アメリカの占領軍が押し付けた言論空間のなかで、日本人は日本人であることを忘れてしまった、江藤淳は「いかなる民族も、滅亡し解体してしまった場合をのぞいて、他の民族の物語を自らの物語に替えようとはしなかった」(『落ち葉の掃き寄せ―敗戦・占領・検閲と文学』)と書くことで、日本人としての言挙げをしたのだった▼東京オリンピックに向かって私たちが目指すべきは、日本の文化や伝統を日本人一人ひとりが思い出し、内なる価値として認識することだろう。そこでは源氏物語などの芸術作品にとどまらずに、それこそアニメまで含まれる。それを成し遂げずしては、日本の戦後はいつまで経っても終わらないのである。

 

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