草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

イージス艦のレーダーと迎撃ミサイルに特化した護衛艦を!

2016年08月03日 | 自衛隊

危機はすでに始まっているのではないだろうか。それに気が付かないだけなのである。今日も日本に向けられたミサイルが発射されたのに、日本人の多くはまったく無頓着である▼北朝鮮による核の小型化は着実に進んでいる。ミサイルが飛んできているわけだから、生物兵器や毒ガスがばらまかれる危険性も想定しなくてはならない。とくに今回は防衛省も察知することができなかった。偵察衛星によって宇宙から24時間監視すべきだろう。アメリカや韓国に頼ってばかりいては、国民の生命を守ることはできないのである▼今は亡き江畑謙介は『こうも使える自衛隊の装備』のなかで、多様な装備を誇るイージス艦ではなく、イージス艦のレーダーシステムと迎撃ミサイルを装備するだけの護衛艦を提案していた。それによってコスト削減が図れるし、何隻も保有することができるからだ。長期間にわたって海で警戒するということであれば、居住性のよい商船のようにすればいいのである。使い勝手を優先させるべきだろう▼北朝鮮ばかりでなく、中共も不気味である。アメリカが東アジアから手を引いた場合には、尖閣諸島にとどまらずに沖縄に攻め入ってくるだろう。最悪に備えての準備が今の日本ではできていない。国会では今なお自衛隊をめぐっては神学論争が続いている。一旦緩急になったら、自衛隊がどう戦うかの議論は深まっていない。そんなことで日本や日本人を守り抜くことができるのだろうか。

 

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北朝鮮のノドンが秋田沖に着弾したことを甘くみてはならない!

2016年08月03日 | 安全保障

日本政府はおざなりなコメントでお茶を濁すべきではない。今日午前7時53分頃に北朝鮮からノドンとみられるミサイルが発射され、日本の排他的経済水域に着弾した。秋田県の男鹿半島から250キロの日本海と推定される。中谷元防衛大臣は「現時点では被害が確認されていない」とか能天気なことを述べている▼本来であれば安倍晋三首相が直接国民に訴えるべきなのである。ノドンはスカッドの改良型で、日本全土が射程に入る。ミサイルが発射されて日本に到達するまでの時間は、わずか4分から7分。安全保障上の観点からも、海上自衛隊のイージス艦を常時日本海に展開させる必要がある▼情けないのは防衛大臣に稲田朋美政調会長が決定したことだ。いくら安倍首相と考えが近いとはいえ、陸海空の三自衛隊を指揮するのは、荷が重いのではないだろうか。現場を知っている人間を起用すべきではなかったか。危機は迫っており、戦死者が出ることも覚悟しなくてはならない。防衛大臣としてそこまで決断する勇気があるか疑問でならない▼同じように女性の防衛大臣であった小池百合子新東京都知事は、中東戦争のまっただなかでエジプトに留学した経験があった。安全保障分野での国際的な人脈もあった。北朝鮮は何をしてくるか予想がつかないわけだから、新しい防衛大臣を制服組のプロフェショナルが補佐しなければ、現場は大混乱することになるだろう。

 

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小池百合子を当選させたのは外国人参政権に反対する土着大衆だ!

2016年08月03日 | 選挙

今回の東京都知事選挙での最大の争点は、永住外国人の参政権を認めるかどうかであった。立候補者のうち明確に反対したのは、小池百合子と桜井誠の二人であった。鳥越俊太郎は「外国人が日本に10年住めば、誰にでも与えるべきだ」との暴論を吐いた。増田寛也はあいまいな言い方に終始した。それを受けて東京都民は審判を下したのである。とくに有力候補である小池に票を入れることで、日本を守ったのである。民進党や共産党などが推進する売国的な政策は否定されたのだ▼もし仮に鳥越が当選していれな、日本国憲法で明記されている国民主権の原則は形骸化しただろう。天下分け目の決戦であったのだ。戦後の日本を歩みを振り返ると、名もなき土着大衆は蔑視され続けてきた。インテリと評する者たちは、アメリカの占領軍の意向にそって無知蒙昧な者たちを啓蒙するのが仕事であった。しかし、土着大衆と呼ばれた者たちは日本を取り戻す戦いを続けてきた。その一つが紀元節の復活であった。「建国記念の日」と呼ばれてはいるが、それを実現するために多くの日本人が決起したのである▼日本の国柄を後世に伝えるには、国民主権は絶対である。日本人のために存在するのが日本という国家だ。選挙運動が上手だったとか、名前が知られていたことなどよりも、国の行く末に危機感を抱いたからこそ多くの都民が小池に投票したのだ。名もなき土着大衆の勝利なのである。

 

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