草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

いつの世も声なき声は保守なりし 5句

2015年06月11日 | 川柳

安倍おろし日本おろしに気がつかず

自民党ハト派はみんないかがわし

勇気ある人の言葉よ安倍守れ

やることをやるから批判たじろぐな

いつの世も声なき声は保守なりし

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悪しき者には抵抗(てむか)えというのが政治家の命題だ!

2015年06月11日 | 思想家

安保関連法案を廃案に追い込むために、野党やマスコミが必死になって抵抗しているが、日本人は二度と60年安保騒動の二の舞を演じならないだろう。ここにきて日本人は、政治の役割が何であるかに気づきつつある。冷静に事態に対応するためには、マックス・ヴェーバーの『職業としての政治』(脇圭平訳)を読むべきだ。他国の軍事的な脅威に対して、抵抗せずに屈服することの愚を説いている。イエスの山上の垂訓の倫理のように「汝のもう一つの頬も向けよ!」というのは、聖人でもない限り屈辱の論理であることを、ヴェーバーは見抜いていた。「政治家にはこれとは逆に、悪しき者には抵抗(てむか)え、しからずんば汝は悪の支配の責めを負うにいたらん、という命題が妥当するからである」と断言する。さらに、法律を云々する弁護士から政治家になった者たちや、ジャーナリズムにもヴェーバーは厳しい目を向ける。弁護士は法に精通しているような顔をしながら、その実はデマゴーグである。「この法学的合理主義を抜きにしては、絶対主義国家の成立も革命もまず考えられない」のであり、官僚とは違って「言葉の効果を計算することこそは、弁護士本来の仕事の一部であって、専門官吏のそれではないからである」と述べている。マスコミに関しても「他とはまったく比べものにならないくらい大きな誘惑がつきまとっているし、その他にも現代のジャーナリズムの仕事に特有な条件が色々あって、世間では、軽蔑と―いとも哀れっぽい臆病さの入り混じった目で新聞を眺める癖がついている」とまで書いている。政治家はデマゴーグの弁護士や、すぐに煽りたがるマスコミとは別なのである。「私としてはこうするよるほかはない。私はここに踏み止まる」とのルッターの言葉に忠実であろうとして、安倍首相が安保関連法案の今回の決断をしたことを、私たちは知っているのだから。

 

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