草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

脱原発派の離党で民主党政権は絶体絶命のピンチに!

2012年07月17日 | 政局

 やっぱり予想した通りであった。脱原発派が黙っているわけがなかった。野田佳彦首相は、菅直人の引きとめに成功したことで、政局の主導権を握れると思っていたのだろうが、それは甘かった。民主党の参議院議員である谷岡郁子、舟山康江、行田邦子の三人が離党届を提出し、国民新党を離党した亀井亜希子参議院議員とともに、女性4人で新会派「みどりの風」を結成することになった。ここまでされたのでは、旧社会党系や菅直人も、民主党にとどまっているわけには、もはやいかないだろう。野田首相を見限って離党者が続出するのは、火を見るより明らかだ。小沢一郎グループが離れたときよりも、今回の方がインパクトは大きいのではないだろうか。理想だけをぶちあげてきた者たちにとっては、マニフェストに掲げていなかった増税に政治生命を賭ける野田とは、間違っても心中したくないのである。さらに、原発再稼働となると、当選するかしないか以前に、支持してくれたサヨクから罵倒されることになり、それに耐える根性はないだろう。ここまで追い詰められれば、野田は解散・総選挙で信を問うしかあるまい。どうせ自分に付いてくる民主党の国会議員はたかが知れている。だったらば、前進あるのみなのである。民主党内に巣食っているサヨクは、野田を快く思っているはずがない。あくまでタイミングをうかがっていたのであり、野田が今さら慌てても遅いのである。


政治 ブログランキングへ

              ←民主党政権は崩壊寸前だと思う方はクリックを

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国民の怒り代弁しないサヨク主導の脱原発集会を嗤う!

2012年07月17日 | 災害

 昨日の代々木公園での「さようなら原発10万人集会」はマスコミでも大きく取り上げているが、幟の数が多かったのを見ても、サヨクによる一大カンパニアであった。福島県からは共産党系の全労連加入の組合員が動員されたようで、政治的な党派が前面に出たことで、一般市民国民の参加はそれほどでなかったはずだ。そうでなくても、共産党の「赤旗」ばかりでなく、中核派の「前進」や革マル派の「解放」でも、毎週金曜日の官邸前デモに紙面を割いており、脱原発を一大闘争の場にしようと必死なのである。その集会で大江健三郎は「政府に屈辱されている」と演説したようだが、そんな言葉が出てくるのは、自分たちが民主党政権の実現に手を貸したからだろう。統治能力なき政権のせいで、国民が大変な迷惑を被っているのに、菅直人らをほとんど批判せず、ただただ「脱原発」を呪文のように唱えているのだ。私も「脱原発」を主張するが、その前に民主党政権の責任を追及すべきだと思っている。原発を停止させても、廃炉にするにはかなりの期間がかかるといわれており、万全の備えをするためにも、それを避けては通れないからだ。大江もまた、民主党政権に希望を託した一人であったのだろうが、官邸前デモをやらさせないために、地下鉄の駅を閉鎖したり、柵を巡らしたりしたのは、自分たちが選んだ人間たちなのである。サヨクが英雄に仕立て上げようとした菅は、今も与党民主党の一員なのである。まやかしがまかり通るから、一般国民がためらってしまうのではないか。


政治 ブログランキングへ

              ←「脱原発」の運動は国民が主役であるべきと思う方はクリックを

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする