草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

親方日の丸の電力会社は即刻解体されるべきだ!

2012年07月08日 | 経済

 東京電力がこのままでは、自然エネルギーなどと言っても、単なる絵に描いた餅ではなかろうか。電力会社にいくら高い金で電気を買ってもらっても、それを負担するのが消費者なわけだから、これまでの構図はそのまま残存するからだ。電力会社が半国有のような状態で保護されてきたのは、エネルギー産業は国が保護するという原則があったからだろう。とくに、東西冷戦のときには、テロやサポタージュによって、電気がストップすれば大変なことになる。だからこそ、レッドパージをして、旧民社党系の同盟が主導権を握ったのである。そして、、東京電力を始めとする各電力会社は、下請けなどの裾野が広いこともあり、電力一家を形成し、まさしく親方日の丸を満喫してきた。今回の福島第一原発の事故によっても、国民からかけ離れた待遇であることが明らかになった。アメリカと比べると、産業用で約3倍、家庭用で約2倍以上の電気料金を集め、その上にまた保護されてきたわけだから、ボーナスや給料について、批判の声が高まるのはやむを得ない。すでに東京電力の株の過半数は国が占めている。原発事故の処理を進めるためにも、国有化をすべきだと思う。このままだらだら会社を残しても、メリットはまったくない。しかし、それはあくまでも限定的であり、最終的には競争の原理を取り入れて、電力会社以外からも電気が変える仕組みをつくればいいのだ。もはや親方日の丸の時代は終わった。消費者が自由に選ぶようにするのである。電力会社の一社独占に、政治は大胆にメスを入れるべきだろう。


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尖閣で問われるのは日本人の国家意識だ!

2012年07月08日 | 安全保障

 民主党政権になってからの日本は、領土に関しても腰砕けである。北方領土や竹島は、ロシアや韓国が既成事実を積み重ねている。尖閣諸島については、中共が虎視眈々と狙っている。石原慎太郎のおかげで、かろうじてそれを阻止しているのが現状だ。さらに忘れてはならないのは、福島第一原発事故によって、福島県のかなりの地域が、人の住めない場所になってしまったことだ。それだって領土を失ったことと変わりがない。目下一番危惧されるのは、尖閣に中共の便衣兵が上陸してくることだ。未だ東シナ海ではアメリカのプレゼンスが維持されており、間違っても正規軍はやってこないだろうが、実効支配に向けた様々な策動が予想される。そして、2009年の北京オリンピックの聖火リレーがそうであったように、中共によって指導された在日中国人が騒ぎを起こす可能性があり、よたよた状態で、統治能力がない今の民主党政権の間に、仕掛けてくる可能性が大である。それを未然に防止するには、我が国が尖閣諸島に自衛隊や警察を展開すべきだ。しかし、それをいくら民主党政権に望んでも無理だから、石原が一計を案じて、東京都による買い上げを決断したのだろう。国家については、一般論として「権力が領域と人民を干渉を許さず統治する存在」と定義される。それへの理解が欠けている民主党政権では、危機に対処する度量も実力も持ち合わせていないのである。


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