草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

成金でテレビ芸人の域を出なかった橋下徹を嗤う!

2012年07月19日 | 政局

 橋下徹が物笑いの種になるというのは、私が以前から予想していた通りだ。その程度の人間を持ち上げていたのが、日本のマスコミ、それもテレビであったのだから、呆れるにもほどがある。週刊文春の今週号では「元愛人」とか書いているが、相手が大阪のクラブで知り合ったホステスで、金で解決すると思って、遊んだのは見え見えである。だからこそ、大阪府知事選に出る前には、キッパリと関係を絶ったのだろう。大杉栄や竹久夢二も女性にはトコトン惚れたが、二人とも遊びではなかった。だからこそ、大杉などは元の愛人に刺されたのである。それと比べると橋下は、ベンツに乗ってデートとは、まさしくテレビ芸人の成金趣味だ。そして、自分の家庭は大事に守りながら、その一方では、その手の女性にちょっかいを出すというのは、昔からの日本の特権階級がしてきたことだ。川島武宜が『結婚』で書いているように「売笑制度が家族制度、特に上層階級の家族制度を支えているのである」というのを、身をもって示したのではないか。橋下がいつだったか、情報番組に出演して「男の下半身を問題にすべきではない」と大声を張り上げたことがあった。何も疾しいことがなければ、そんな言葉は出ないはずで、そもそもがずっこけ人間なのである。橋下はテレビに踊らされただけのピエロであり、これからも支持する人間がいるとすれば、日本も一巻の終わりだろう。


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二大政党の片方は民主社会主義を理念として掲げるべきだ!

2012年07月19日 | 政局

 日本における政権交代可能な二大政党というのは、保守色の強い政党を二つ作ることではなく、保守政党と民主社会主義の政党が切磋琢磨する方が、より国民のニーズに応えられたのではないか。自民党を出た旧田中派のグループが、反自民の急先鋒になっても、そこには胡散臭さが付きまとってしまう。よく引き合いに出されるのに、政友会と民政党との争いがあるが、双方とも保守主義を掲げ、理念上の違いが明確でなかったために、党利党略がまかり通ってしまった。政治は数であるわけだから、党勢拡大に力を尽くすのは当然ではあるが、そのために手段を選ばないのであれば、政党政治の本来のメリットは生かされない。日本の政党にとって不幸であったのは、社会主義インターナショナルに加盟していた旧民社党が、御用組合を地盤として出発したことだ。東西冷戦の対立に巻き込まれたために、民主社会主義の中心であるべき旧社会党が、協会派や親中派の共産主義者に主導権を奪われたのが痛かった。それが現在まで尾を引いているのである。創立90周年を迎えた日本共産党も、党勢が頭打ちになっている。革命の前衛党としての役割を自ら否定した段階で、民主社会主義の政党に脱皮すべきだったのである。民主党が国民から見放された今となっては、北欧的な民主社会主義的な政党に期待するしかないのであり、保守政党の側も、それによって鍛えられていくのだと思う。


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