草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

官邸周辺の警備強化は民族主義の高揚を恐れているからだ!

2012年07月14日 | 祖国日本を救う運動

 首相官邸を取り囲んで、野田佳彦の退陣を要求するのもいいが、責任は歴代の民主党政権にもあるわけだから、民主党本部にも行くべきだろう。そして、スピーディを隠蔽した菅直人や枝野幸男のことも槍玉に挙げるべきだろう。デモをするのは私も理解できるが、もう一つピンとこないのは、識者による60年安保騒動や70年安保騒動と同列視するコメントだ。知ったかぶりをするにもほどがある。そのときには、吉本隆明や谷川雁といった思想的リーダーがいた。一定の方針にもとづいて闘ったのである。指導すべき前衛があったかどうかは問題だとしても、きちんと理論武装をしていたのだ。今はどうだろう。マルクス主義を引っ提げて、デモに参加する者は、皆無に近いのではないか。理論的にも敗北し、運動自体も行き詰まっているサヨクが、逃げ場所に利用しているだけだ。だからこそ、中途半端なのである。その一方では、警備当局は、首相官邸や国会議事堂周辺の警備を、徐々にエスカレートしつつある。反原発のデモが恐いわけではないだろう。それ以上に、尖閣諸島などをめぐって、中共と日本が軍事的に衝突したりすれば、民主党政権が腰砕けになるのは必至だ。そこで保守民族派のデモが荒れ狂えば、押さえ込むのが難しくなる。その前に準備万端整えておきたいのだろう。反原発のデモ隊の大半は、民主党による政権交代を後押しした連中だ。意気が上がらないのはあたりまえである。しかし、保守民族派の場合は、それと違うわけだから、警備当局が神経を使うのは当然だし、デモ隊の数ではないのである。


政治 ブログランキングへ

              ←反原発のデモはもう一つ意気が上がらないと思う方はクリックを

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「にせ毛唐」が跳梁跋扈する日本の政界を嗤う!

2012年07月14日 | 思想家

 日本の政界の現状は、山本夏彦の言葉を借りるならば「にせ毛唐」ばかりではないか。日本を守ることよりも、西洋人になりたいのである。明治以前であれば、日本人は「シナ崇拝」であった。憧れる対象が変わっただけだ。いくら逆立ちしても、黄色人種は白人にはなれないのに、それしか頭にないのが、悲しいかな今の政界なのである。民主党の執行部から、大阪維新の会、みんなの党、果ては自民党の一部までもが、アメリカ流の小さな政府を主張している。彼らの共通項は、TPP交渉への参加である。いうまでもなく、それはアメリカの言いなりになることだ。中共に加担しろとは言わないが、アメリカ一辺倒は国の方向を誤らせる。それらの政治勢力に立ち向かうには、新たな保守勢力の結集しかないだろう。マスコミの顔色をうかがう政党には、それを期待しても無理だ。安全保障上からも、日米安保条約は維持されるべきだろうが、それと日本が国益を主張することとは、矛盾しないのである。「シナ崇拝」から「にせ毛唐」へと、いつの時代も日本のインテリは、外国に手本を求めたがる。しかし、目に一丁字なき日本土民はそうではない。外国の文献を読むことで、あたかも高貴な人になったかのように錯覚し、啓蒙を買って出たりするインテリを軽蔑しているのだ。そして、日本土民に息づいているのが大和心であり、西洋人になりたいインテリとは違って、さかしらな心とは異質なのである。


政治 ブログランキングへ

              ←「にせ毛唐」ばかりの政界は問題だと思う方はクリックを

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする