草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

反原発を主張する保守派論客西尾幹二に共感

2011年09月23日 | 思想家

 保守派こそが反原発であり、未来についてバラ色の夢を語るサヨクは、教祖的存在であった吉本隆明に象徴されるように、科学信仰が根強いーということを私は何度も指摘してきた。その意味からも、西尾幹二が反原発を公然と口にしたことは、ペシミストとしての彼の文明観からすれば、不思議でも何でもない。とくにWILL8月号の「平和主義ではない脱原発」には、共感を禁じえなかった。日本が核武装をするにしても、70発程度の核弾頭を原潜に配備すればよいわけで、5000発分のプルトニウムは必要がないというのは、まったくその通りである。さらに、外国からウランを買うしかない日本は、いつでも締め上げられるリスクを抱えているし、原子力の研究者が底をついていることで、安全管理など夢のまた夢である。プルトニウムの保有は核武装と結びつくというので、平和主義の旗を降ろさないために、日本が高速増殖炉やプルサーマルに手を染めたのも、明らかに失敗であった。国家たりえない日本の悲劇がまずあって、がむしゃらに原発を推進する以外になかったのである。それだけに、国家の再生を願う西尾のような保守派が、反原発を叫ぶことは正当性があるのであり、サヨクの民主党政権が進めようとしている原発の再稼動などは、断じて認めるわけにはいかないのである。

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ドジョウがリーダーなのに贅沢三昧だった野田グループ

2011年09月23日 | 政局

 民主党が天下をとってわかったことは、倫理観がこれっぽっちもない連中だということだ。自民党政権の時代には、予算委員会で麻生太郎首相にカップヌードルの値段を質問したりして、嫌がらせのし放題であった。それが自分たちのこととなると、政治資金を飲み食いにばかり使って、身銭は切らなかったというのだから、そもそも根性が卑しいのである。9月21日付のしんぶん赤旗では、野田佳彦首相がリーダーの花斉会が、集めた資金の大半を飲み食いにあてていたというのを、大々的に記事にしている。毎月一回程度飲み会が行われ、毎回10万円前後の豪遊であったとか。自腹を切って飯を食べていた麻生太郎元首相をこきおろしていた連中が、陰に隠れてそんなことをしていたのである。事務所が蓮舫行政刷新・少子化対策相の自宅というのだから、なおさら胡散臭い。野田内閣の中心は野田グループであるが、その会合以外にも、連日豪遊していただろうから、じっくり本など読む暇があるわけがない。飲み食い大好き集団に日本丸が乗っ取られてしまったことで、決断できずに、駄弁ってばかりいる。それで日本の政治が動くわけがない。飲み食いに贅沢し、そこに時間を費やすのが政治家の仕事だと思うのは、とんでもない勘違いである。

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