草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

キャンディーズの歌に励まされた陰鬱な内ゲバの時代

2011年04月22日 | プライベート

 大学時代にキャンディーズのファンだった身としては、自分のことを顧みないで、田中好子が、55歳になっていたとは知らなかった。死亡記事を見てビックリした。時間は日々過ぎているのを痛感させられた。しかし、スーちゃんと呼ばれていた彼女は、嫌味のない溌剌とした色気というか、清純さというか、それは新鮮そのものであった。学園では中核と革マルとの内ゲバが行われ、何度も凄惨な場面を目撃した。そんな陰鬱なかでも、「もうすぐ春ですね」という歌が聞こえてくると、なぜか救われた気がした。グループが解散したのは、昭和53年のことだったいうが、私の身近には、わざわざ後楽園まで出かけて、最後の公演を堪能してきた知り合いもいたから、結構熱狂的なファンも多かった。その頃の私はまだ結婚する前で、会津に戻ってきていたが、まともな職にもありつけず、その日暮らしといった感じであった。三人のうちでは、どちらかというと伊藤蘭の方が好みだったのは、大学の後輩がランちゃんの私生活のことを話題にしていたので、ついつい興味を覚えたのだと思う。青春の残り火が燃え尽きていなかった、遠い遠い昔の出来事である。あの当時とは違って、極左が流行らなくなってしまった。しかし、政界や学界、さらにはマスコミ界にもぐりこんだ連中が、日本の解体を目論んでいる。日本に本当の春が来るのは一体いつになるのだろう。

 人気ブログランキングへ←会津っぽに応援のクリックをお願いします

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本を救うのは三島由紀夫が待望した国軍再建だ!

2011年04月22日 | 思想家

 戦後の日本の歩みは間違っていたのではなかろうか。東日本大震災が発生して、日本という国家の脆弱性が露わになったからだ。大地が揺れ、大津波に襲われ、さらには原発のトラブルなどによって、多くの人々が住む場所を追われたのに、国はほとんど頼りにはならなかった。唯一国民の動揺を抑えたのは、天皇陛下の存在であった。目に涙を浮かべ立ち尽くす無私の心のによって、日本人は癒されたのだ。避難所で一人ひとりにお近づきになり、お言葉をかけられるお姿は、純粋無垢であられた。「何故に烈しい動揺の中にあって中心のみが厳然として不動であるか」(『日本主義の哲学』)というのを問題にしたのは松永材であり、天皇陛下万歳を叫んで自刃した三島由紀夫が、ひとしお身近に思えてならない。民主党政権の体たらくを前にして、自民党に期待しても、それには限界がある。自主憲法制定も夢物語だし、日本人の思想的血脈にも無頓着である。既成の政党をぶちこわして、新党を立ち上げなくては、この先一歩も進まない気がする。そこで政策的に第一に掲げられるべきは、自衛隊を国軍として再建することだ。私利私欲しか眼中にない政治家の言いなりになるのではなく、もっと根本的な大義を実現するために、サムライは死ぬのである。  

人気ブログランキングへ←会津っぽに応援のクリックをお願いします

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国民を粗末にし嘘を吐くサヨク政権に服従するなかれ!

2011年04月22日 | 災害

 昨日福島県を訪れた菅直人首相は、避難民から強い口調で抗議されたために、返答に窮していた。そのときの狼狽ぶりがテレビで流れたために、これでまた評判が落ちたのではないかと思う。市民活動家の出身であるわりには、菅首相は国民を粗末にしている。しかし、スターリンがそうであったように、それがサヨクの特徴なのである。一日も早く、彼らから政治権力を奪い取らなければ、日本はサヨクの全体主義国家に転落するだけだ。彼らは情報を統制し、治安警察を強化し、そして、最終的には、意に添わない者たちを収容所にぶち込むのである。それがサヨクのサヨクたる所以である。ソルジェニーツィンは『収容所群島』のなかで「われわれには自由に対する愛がまったく欠けていたのだ。その上、現実の情勢への認識も欠けていた。わが国民は1917年(ロシア革命にさいして)激情を抑制から解き放った。だが、そのあと急いで服従してしまった。しかも喜んで」と書いている。政権交代によって、日本でも言論を監視する動きが強まり、今回のような原発のトラブルにおいても、情報が統制されている。それだけに、ソルジェニーツィンがノーベル賞記念講演のなかで語った「男らしいあたりまえの人間のするあたりまえのことは、嘘の片棒をかつがないこと、嘘の行動を支持しないことだ」という言葉を、今こそ噛みしめるべきではないだろうか。  

人気ブログランキングへ←会津っぽに応援のクリックをお願いします

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする