草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

風評被害を拡大させた元凶は民主党政権ではないか!

2011年04月08日 | 災害

 民主党政権のやっていることは、自分たちで風評被害を拡大しているのではないか。とんでもない連中である。そもそも原乳の出荷制限というのは、福島県レベルで行ったから、たまたま会津地方が含まれただけだ。最初から放射能に汚染されていたわけではなかった。にもかかわらず、今さら会津地方の原乳を解除したというのを、あたかも大本営発表のごとく喧伝されても、会津の人間は嬉しくも何ともないのである。それにしても、ひどいやりかたである。出荷制限をするにあたって、該当しない地域を含めておいて、タイミングを見計らってはずす。そして、状況が好転したかのような印象操作をしたのである。喜多方市、磐梯町、猪苗代町、南会津町などは、まったく問題がないのが分かっていたではないか。そのせいで、メーカーの会津中央乳業などは、わざわざ原乳を岩手県まで求めることになったのである。会津地方がこうむっている風評被害を、一体誰が補償してくれるのだろうか。あらゆるマスコミを動員して、デマが良くないとか言っているわりには、その元凶が民主党政権なのだから話にならない。会津人の我々としては、福島県として一括りにされるのに、抵抗があるわけではない。中途半端な立場になることを恐れているのだ。ここまでされたのならば、いくらおとなしい会津人であろうとも、堪忍袋の緒が切れてあたりまえだ。 

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無政府状態の収拾のために自衛隊に権限の集中を!

2011年04月08日 | 思想家

 今の日本はまるっきり無政府状態である。このままでは日本という国家は崩壊するだけである。過度的な段階として自衛隊と警察が全面に出て、戒厳令を発令するというのも、もはや許されるのではなかろうか。カール・シュミットの「主権政治とは例外的な状況において決定を下す」(『政治神学』)という言葉が思い出されてならない。そこまで極論すること対しては、反対もあるだろうが、一日もはやく無政府状態を収束させるには、それしか方法がなくなりつつあるのだ。菅直人首相は、自らが決断するのではなくて、かえって各種の諮問機関を設けて、責任の分散化を図っている。そんなことで、今のような非常時に間に合うわけがないのである。さらに、それ以上に許せないのは、国民の命を尊重する気持ちがないことだ。福島第一原発の30キロ圏外にまで放射能汚染地域が広がってきているのに、何ら有効な対策が講じられず、後手後手に回っている。政治が機能しなくなっているわけだから、どのように権力を集中し、誰の責任で事態を切り拓くかなのである。寺山修司の歌に「北一輝その読みさしのページ閉じ十七歳の山河をも閉ず」というのがある。もしかして私たちは、革命家北一輝の封印の書をもう一度手にすべき時期にきているのではなかろうか。  

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