草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

逃げの一手で長州人からも嫌われる菅首相

2010年11月29日 | 思想家

 菅直人首相の思わせぶりの発言には、腹ただしさを通り越して、呆れてしまう。党首討論を受けて立つかのようなことを、マスコミを通じて発表しておきながら、そこに条件を付けてきたからだ。しかも、よりによって、千谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相を同席させるのが条件だというのだから、どうかしている。この二人は、尖閣諸島沖で中共船が巡視船にぶつかってきた事件で、失態を演じた責任者ではないか。二人とも参議院で問責決議案が可決されたのである。あらかじめ相手が拒否してくるのを見込んで、野党へ嫌がらせをしているだけだ。いくら野党慣れしていない自民党であっても、頭にきて当然だ。そこまで菅首相が無責任だと、もはや国民の多くが、解散総選挙を求めるようになるだろう。これまで民主党をヨイショしていた評論家連中も、恥ずかしくて言葉がないはずだ。真っ先に今飛んでゆくべき沖縄にも、菅首相は行く予定がないようだ。批判の矢面に立たされるのを怖がっているのである。現代の高杉晋作を気取っているわりには、あまりにもだらしない。俗論党の萩政府軍に一人でも斬り込もうとした、高杉のような情熱も持ち合わせていないのだろうか。これでは、同郷の長州人からも、毛嫌いされてあたりまえだ。私の知り合いの長州人などは、それこそ、くそみそにけなしている。  

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中共と北朝鮮は一蓮托生の無法者国家だ!

2010年11月29日 | 政局

 中共に頼んでことを運ぼうとしても、そうは問屋が卸さないようだ。北朝鮮を教え諭すのではなく、かえって裏で糸を引いている可能性すらある。中共と北朝鮮は、一蓮托生の無法者国家なのである。日本のマスコミは、過大な期待を中共に抱いているが、裏切られるのは目に見えている。北朝鮮の無差別砲撃を受けて、黄海では米韓軍事演習が行われているが、六カ国協議を提案したりしているのは、あくまでも目くらましだ。前原誠司外務大臣などは、中共からのアプローチに満面の笑みを浮かべている。まんまと相手の思惑に踊らされているだけで、主体的な外交とはほど遠い。中共は北朝鮮の現体制を擁護しているのであり、真に平和を望んでいるわけではない。朝鮮半島での沈静化を目指す振りをする一方では、尖閣諸島に武装工作船を派遣して、日本に対する揺さぶりを続けており、侵略的姿勢を改める気配はない。朝鮮半島と尖閣諸島の両面作戦で、勢力の拡大を狙っている節すらある。沖縄県知事選挙で自民党沖縄県連の推薦候補が接戦を制した。沖縄県民も、ようやく中共の脅威に気づいたのだろう。平和憲法さえ口にしていれば、戦争に巻き込まれないという幻想はあっけなく潰えた。国を守るという気概が、今ほど求められる時代はないのである。

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