世の光の時間です。お元気でしょうか。羽鳥 明です。
さ、今日の世の光、まず皆様からのお便りの紹介です。大阪府岸和田市の、かみもと節子さんからは、「おはようございます。毎朝良いお話しを聞かせていただいて、今日も一日、おだやかに暮らせます。祈って出かけられます。」といただきました。
嬉しいお葉書、かみもとさん、ありがとうございました。
さ、今日の約束のことばです。新約聖書ルカの福音書24章15節。「イエスご自身が近づいて、彼らとともに道を歩いておられた。」
背景を申し上げましょう。イエス・キリストこそ救い主と信じて、イエスに付き従ってきた弟子たちの目の前で十字架の上で苦しみきって死なれたイエス・キリスト。弟子たちは、途方に暮れていました。その耳に、女たちが墓に行ったら墓が空っぽだった、そしてよみがえられたイエス様が女たちにお会いした、という話し。この話しを聞いた弟子たち二人がエルサレムから11キロの道のりのエマオの町に向かって歩いていました。道々、聞いたこの話しを中心に話し合ったり議論したりしていると、イエスご自身が近づいて彼らと共に道を歩いてこられたのです。しかし彼らは、そのお方こそ、よみがえられたイエス・キリストと分りませんでした。イエスは道々、聖書のことばを話されるその時に彼らの心は燃えました。しかしまだイエス・キリストご自身だと分りません。日が暮れて宿をとった二人は、このお方に一緒にお泊まりください、と頼み、そして夕食の食事の時にこのお方がパンをとって感謝して後、そのパンを二人の弟子たちに分けて与えました。その時でした。目からうろこが落ちたように、この方こそよみがえられたイエス・キリストだと分りました。弟子たちは急いでエルサレムに帰り、この事を使徒たちに報告したのです。
よみがえられた主はいつも私たちと共に歩かれ、語られ、助け、導かれる。その時私たちの心は燃え、目ははっきりと神の愛を見るのです。
約束のことば。「イエスご自身が近づいて、彼らとともに道を歩いておられた。」
ルカの福音書24章15節のことばです。
ではまた聞いてください。
(PBA制作「世の光」2005/1/12放送でのお話しより )
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