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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■ ごまんといますハルウララ

2005年01月06日 | Weblog

 お元気でいらっしゃいますか? 世の光の榊原 寛(ひろし)です。

 「負けるが勝ち」ということば、高知競馬場の競争馬ハルウララのためにあるんじゃないかなと思うくらいです。ただいま連戦連敗中です。

 まあでも出るたび出るたびにその姿に自分の姿をだぶらせて自分自身を慰めたり励ましたりで多くの人の共感を得ている訳ですよね。高知競馬場もハルウララのおかげで長年赤字だったものが、満員御礼という所ですから、起死回生の競争馬、人々は負けると分かっていても馬券を買う。馬券が飛ぶように売れている理由に、ハルウララへの激励があるっていうんですね。また、自分への激励も合わせて人々は馬券を買うんだそうです。

 ところが理由は他にもあるようです。ハズレの馬券ではありますが、交通安全のお守りになるんだそうです。なぜかというと、”走っても当らない”というんだそうです。

 そんなハルウララにちなんだカクテルも出来たというんですねえ、カクテル・ハルウララ。このカクテルはですね、レモンとパインの味だそうです。つまり、レモンのレンとバインのバイをつなげてレンパイだそうです。まあ川柳にまで読まれてしまっています。「人の世にゃ、ごまんといますハルウララ」まあこうなるとですね、ハルウララを馬鹿にしているようで一生懸命けなげに走っているハルウララに同情してしまいますよね。こんなこともあってかハルウララはまあ昨年からしばらく休養をとっているんだそうです。まあ心身ともに疲れたんじゃないかなあと思わせられています。

 ところで、オリンピックにしても金メダルをとるのはただ一人です。つまり一位で優勝する者は、百人いてもただ一人な訳ですよね。あとの九十九人は優勝者から見れば、みんな負けです。 ”オリンピックは参加することに意義がある”と教えられたのは何と昔のことでしょうかね。今は金メダルをとることが目的となってしまい、金メダルでないものは意味がないもののように扱われる傾向がある、そんな感じがしますけれどもいかがでしょうか。

 しかし、聖書の神、天地万物を造られた神が私たちを取り扱うお心は違います。聖書のことばです。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」つまり神様のお心は、ひとりとして滅びることがない、いえ全員が優勝者、全員がメダル獲得者、全員が第一位。そんな神様の祝福をすべての人に与えようとしてイエス・キリストをお遣わしになったのだというのです。どうぞ、そのキリストによって、勝利ある人生をお互い、歩んでいくことができる一年でありたいと願っています。

 (PBA制作「世の光」2005/1/6放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。また、近くの教会も紹介してくれますので、気軽に問い合わせるといいでしょう。お友だちと一緒にというのもいいですよね。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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