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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■ 神様ってどんな方

2005年01月04日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興(ひろおき)です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。

 クリスチャンの詩人で、若くしてこの世を去った八木重吉という詩人がいます。彼の詩の中に、「明日(あした)」という長い詩があるんですねえ。その一節に、こんな内容のことが記されています。
 お互いに今日一日、神様のことについて考えに誤りはなかったかを考え合わせてみよう。ま、そんなことが書かれるんですね。

 どうも私たちは時々、神様についてかってな思い違いをしてしまううことがあるようです。

 「あなたは神様を信じますか?」と問いかけると、多くの人は、「ああそうねえ、いるんじゃないですかねえ」って答えます。「それではあなたが『いる』と思っている神様は一体どんな神様ですか?」って尋ねると、もう答えられなくなってしまうんですね。

 また逆の場合、「神様なんかいるもんか」って答える方もいますね。そんな方に、「あなたが『いない』って思う神様ってどういう神様ですか?」って尋ねなおすと、まあ今度は不思議な神様について語ってくれる人がいます。時には神様は雲に乗っていて、歳をとっていて、髭をはやし、手には杖を持っていて、上の方からいつも眺めているんです。そして悪いことをすると罰(ばち)を当てる神様。・・・ねえ。・・・まあ私もそんな神様は信じませんよ。

 ですから、神様ということを語る時に、それがただあなたの感想や、あなたのかってな概念だけで捉えていると、それこそ大きな誤りに陥るんですね。まさしく八木重吉が言ったように、神様についての考えに誤りがなかったか、考えることは大切なことです。

 さて、神様について知ろうとする時、何によって知るか、これは大切なことです。私たちがこの自然を眺めると、大自然、大宇宙の背後に何か大きな存在があるということを、私たちは知ることができますよね。

 しかしそれはあまりにも抽象的な存在です。更に具体的に知るためにはどうすれば良いのでしょう。それは、「神様のことば」と言われる聖書を読んでいくことなんです。聖書を最初に開くと、神様は初め天と地を創造されたという書き出しで始まります。聖書は神様を知る大切な大切なものなんですねえ。

 そしてそれだけではありません。イエス・キリストの姿を見ることから神様が分かってくると教えるんです。イエス様は弟子の一人にこう言われました。「わたしを見た者は父を見たのだ。」要するに、イエス・キリストのなさったこと、その働き、それを見ると神様がどういう方か分かってくるというんですねえ。

 聖書の中に、「神は実にそのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。」と書いてあります。あなたを愛してくださる神様がいてくださるんですねえ。あなたはご存知ですか?

 (PBA制作「世の光」2005/1/4放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。また、近くの教会も紹介してくれますので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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