♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して70年、
PBA『世の光』を文字で 

■パンだけではなく / 堀 肇

2022年11月08日 | Weblog

2022/6/7放送

 「世の光」の時間です。コロナや戦争などで緊張を強いられる毎日が続いていますが、お元気でしょうか。鶴瀬恵みキリスト教会牧師の堀肇です。

 今日は「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばで生きる」というマタイの福音書4章4節をご一緒に考えてみたいと思います。

 昔のことですが、書店で「世界の名言名句集」というようなタイトルの本を見つけ、買って読んでおりましたら、「人はパンのみにて生くるにあらず」ということばが出てきたんですね。ところが、そのような名言集によくあることですが、ことばの前半だけで後半の「神の口から出る」という部分が書かれていないんですね。その時、ちょっと残念な気持ちになったのを覚えています。

 では、この半分だけではあっても一般の出版物にも出てくるほど有名なこの聖書のことばはどういう意味なのでしょうか。このことばが語られた背景をちょっと知っておくと理解しやすいかもしれません。

 それは、イエスがその公の生涯、つまり伝道の生活に入られる前に悪魔がイエスの心に問いかけてきた誘惑とも言えることばに反論して語られたのが今日のことばなんですね。
 簡単に言いますと、「お前が神の子なら奇跡の一つでもやって石をパンに変えてみるがいい。そうすれば飢えた群衆も喜び、お前のところに集まってくるだろう」という誘惑とも挑戦とも言うべき問いかけなんですね。

 確かに人はパンには弱いですね。物質的に豊かになり現世的なご利益があるなら、神を信じてみようという人は多いと思いますね。

 しかしイエスはそのような多くの人が期待するような返事をされませんでした。「人はパンだけで生きるのではない」と言われたのです。パンも必要である。しかし、それだけで生きるのではない。神のことば、つまり人の心と魂を生かし、支えることばが必要なんだ、ということを言われたのです。

 イエスはあるところで、「わたしはいのちのパンです」とも言われました。言うまでもなく物やお金も必要です。しかし、それらが真に生かされるためにも、まずいのちのパンをいただく生活を求めていただきたいと思うのです。


    ( PBA制作「世の光」 2022.6.7放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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