2022/6/4放送
「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今日は、昨日のエルサレムの城壁と門の再建についての続きです。昨日はエルサレムの最北端の「羊の門」から順番にエルサレムの西側半分の門と城壁の再建について見てきました。
少し振り返ってみたいと思います。まず大祭司とその仲間たちが、率先して神殿に関連のある「羊の門」の工事に関わったことが記されており、ある区域の工事では区域担当である貴族たちが工事に加わらなかったことも記されていました。
今日はその続き、エルサレムの最南端から北へ、エルサレムの東側の門と城壁の再建について見ていきます。
まず、エルサレムの南の地域にある城壁と「泉の門」、さらにダビデの町に沿った城壁と、「馬の門」までの修復工事と、それらの工事に関わったさまざまな人々のリストが記されています。
そして、エルサレムの東側の門と城壁の再建工事では、大祭司の家がある区域の工事に関わった人々が熱心に修復したことが記されています。
また、再建工事のある区域では、祭司たちが自分たちが住んでいるところの近くの工事を行いました。その他にも、自分の住んでいるところの近くの工事を行った人々がいました。ある門の工事には、門を守る門衛の人たちが工事をしました。また、金細工人と商人たちが工事をした区域がありました。
聖書の記述を読むと、エルサレムの門と城壁の工事をした人々は、みな自発的に自分ができることを行ったようです。少なくとも労働を強制されたのではありませんでした。人々は再建工事の提案を聞き、自ら「さあ、再建に取り掛かろう」と言ったのです。再建工事が神のみこころであると確信していたネヘミヤは、工事を始める前にこう言いました。
「天の神ご自身が私たちを成功させてくださる。それで、そのしもべである私たちは、再建に取りかかっているのだ」(ネヘミヤ記2章20節)
神を信頼した人々が自発的に一生懸命に行なったとき、神はともに働いてそれを成功させてくださったのです。
( PBA制作「世の光」 2022.6.4放送でのお話しより )
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