♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して70年、
PBA『世の光』を文字で 

■都上りの歌~詩篇122篇 / 羽鳥頼和

2022年11月01日 | Weblog

2022/5/31放送

 「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今日は、旧約聖書の詩篇にある「都上りの歌」についてお話します。

 「都上りの歌」とは、神を礼拝するためにエルサレムの神殿に向かうときのことを歌った歌です。

 日本では江戸時代にお伊勢参りが庶民の間に流行しました。当時の人々は、一生に一度はお伊勢参りをしたいと願っていたそうです。そんな社会的風潮の中で『東海道中膝栗毛』が書かれました。厄落としをするためにお伊勢参りをする弥次郎兵衛と喜多八の二人の道中がおもしろおかしく描かれています。

 聖書では、礼拝するための神殿参拝のことが「都上りの歌」という形で語られています。今日は、「都上りの歌」とタイトルがついている詩篇122篇からお話します。

 人々はどのようにエルサレムに向かう旅をしたのでしょう。最初にこのようにあります。

 「『さあ 主の家に行こう。』 
  人々が私にそう言ったとき 私は喜んだ。 」

 「主の家」とはエルサレムの神殿のことです。当時の人々は、家族で一緒に、あるいは村中みんなで一緒にエルサレムに向かったのです。

 アメリカの有名なイラストレーター、ノーマン・ロックウェルが描いた『教会への道』という作品を思い出しました。

 日曜日の朝、きれいに身支度を整え、聖書を持って教会に向かう家族が描かれているのです。道には前の晩の喧騒の後なのでしょう、ゴミが散らかっています。その中を家族はきちんとしたきれいな身なりで教会へ向かっています。今も昔も神を礼拝することを大切にする信仰は変わらないのだと思います。

 詩篇に戻りましょう。喜びながら神殿に向かう人々に対して詩篇は「エルサレムの平和のために祈れ」と勧めます。平和の中で神を礼拝することを求めています。

 詩篇が歌われた時代には戦争が繰り返されていました。それは昔も今も変わりません。ですから現代の教会でも、毎週の礼拝で、日本の平和、世界の平和を祈っています。

 平和の神よ。この地上に神の平和を実現してください。


    ( PBA制作「世の光」 2022.5.31放送でのお話しより )


******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
******  
 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする