2022/3/28放送
「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
新型コロナウィルスのパンデミック、それだけでなく地震、台風、竜巻、噴火と津波、自然災害も変わらずに起こっています。災いの多いこの時代、「この世の終わりが近い」といわれて、不安になってしまいます。
そこで、今日は聖書からこの世の終わりである「終末」のことについてお話したいと思います。 旧約聖書のゼカリヤ書14章で語られている終末についてお話をします。
聖書で「預言」と言われているのは、神が人にご自分のことばを預けるという意味で、預金の「預」が使われています。神がご自分のメッセージを人に託して、その人が神のことばを人々に語ることを言います。
ゼカリヤ書は、今から2500年以上前にゼカリヤに神が預けたご自身のことばが記されています。ゼカリヤは「見よ、主の日が来る。」と語りました。「主の日」とは、まことの神である主キリストが全世界を完全に支配するようになる日です。そのために、キリストは再び来られるのです。
終末の時代は、神に敵対する勢力がまことの神を信じる者を滅ぼそうとするので、神の民は苦しみます。そこに主は来られて、敵対する者を滅ぼされます。そして、主は王として地上を支配されるのです。
主に支配されている地上では闇がなく、いつもいのちの水が流れていて、人は皆安らかに住み、主を礼拝するようになります。
聖書は、救い主がいつ来るのかは教えていません。そうではなくて忍耐して、期待して主を待ち望むことを教えています。いつ実現するかわからない神の国が、必ず主キリストによって実現することを信じて期待して待ち望むのです。
まことの王である主キリストが再び地上に来られる時、悪は滅ぼされて、神を信じる者が、いつも安心して、安全に住むことができる神の国が実現し、人々は神を礼拝することができるようになるのです。
主は必ず来てくださいます。主を待ち望みましょう。
( PBA制作「世の光」 2022.3.28放送でのお話しより )
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