♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■光について証しする人 / 板倉邦雄

2022年08月08日 | Weblog

2022/2/28放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
 今日は「光について証しする人」という題でお話しいたしましょう。

 「光」とは、この暗き世に来られたイエス・キリストのことです。ここに、一人の人が紹介されます。ヨハネの福音書1章6節~8節です。

 この「一人の人」とは神から遣わされ、その名は「ヨハネ」と言いました。このヨハネ福音書を書いたヨハネではありません。イエス・キリスト誕生の半年前に生まれた洗礼者ヨハネのことです。この洗礼者ヨハネは、自分からでも人からでもなく、神からこの世に遣わされました。

 私たちすべての人間は、神によってこの世に生まれ、その人なりの使命と目的をもってこの世に置かれているのです。

 では、洗礼者ヨハネの、この世に遣わされた目的は何だったのでしょうか。こう書かれています。
 「この人(ヨハネ)は証しのためにきた。光について証しをし、彼によってすべての人が信じるためである。」 (ヨハネの福音書1章)7節にあります。

 この人ヨハネは、この世の光としてこられたイエス・キリストの証人となるために、この世に生まれ遣わされました。すべての人が光であるイエス・キリストを見上げ、信じて、永遠のいのちを得るためだったのです。

 私は高校2年生の秋に、初めてキリスト教の高校生だけの集会に行きました。そこで私は同じ高校生から、主イエス・キリストについての話しを聞かされたのです。高校生の証し、証言を聞いて、私はイエス・キリストを「私の救い主」と信じることができたのです。

 洗礼者ヨハネは光ではありませんでしたが、「ただ光について証しするために来たのだ」と 8節で言われています。

 例えるなら、イエス・キリストは光り輝く太陽です。洗礼者ヨハネは夜空に輝く月でした。月は自分で光り輝くことはできません。しかし、太陽の光を受けて、優しく夜空に輝くことができました。

 ですから、私も、そしてラジオを聴いているあなたも、光であるイエス・キリストの光を受けて、この暗き世の一隅を照らす光となることができるのです。

 イエス様は弟子たちに励ましのことばを語りました。
  「あなたがたは世の光です。」
  「このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。」
 マタイの福音書5章14節と16節です。

    ( PBA制作「世の光」 2022.2.28放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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