♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■主の御名によって歩もう / 福井 誠

2017年10月12日 | Weblog
2017/9/6放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井誠です。今日のバイブル・メッセージは「主の御名によって歩もう」です。ミカ書4章5節を読んでみましょう。
 「まことに、すべての国々の民は、おのおの自分の神の名によって歩む。
  しかし、私たちは、世々限りなく、私たちの神、主の御名によって歩もう。


 今日はミカ書です。この書を書いたミカは紀元前8世紀頃に活躍した預言者です。彼が生きた時代はイスラエル北王国が北の強大国アッシリヤによって滅ぼされ、更にユダ南王国もその脅威にさらされた時代でした。ミカはこの預言書の中で国民が国家権力の腐敗や横暴によって搾取され虐げられ苦しむさまを描いて、そこに神の裁きがくだることを語っています。その預言はやがて具体的に成就していくことになりますが、ミカは神の裁きのことばで終わらず、神の力によって新しい秩序の時代が来ることを告げています。その新しい秩序の時代とは、地上の王ではなくまことの神が直接人々を支配し、さばき、教えてくださる時代のことです。

 この預言からすでに三千年近くも立っている今日、実はこの新しい秩序の時代が来ていることに私たちは理解を深めなくてはなりません。今の目に見える世の中では、日本の国は日本の首相や政治家たちが支配し、これをリードしていると思われるものでしょう。しかし実は目に見えない神様が直接人々を支配し、裁き、教えてくださっていることも知らなくてはなりません。目には見えませんが生きた神様がおられて、この世界万物を支配し、守り、導いておられるのです。まことの活ける神が私たちの生活に働いて、私たちに最善を為しておられます。信仰を持つというのはその目に見えない活ける神がおられることを認めて、その神を信頼して生きることに他なりません。そしてやがて私たちがこの神の前に立つ日が来ることを覚えて、それに相応しい人生を生き抜くように心がけていくことなのです。「神様はいない」と言うのではなくて、ぜひ神様について書いてある聖書を読み進めながら、この神様の素晴らしさを知っていただきたいと思います。

(PBA制作「世の光」2017.9.6放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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