♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■ぶどうの木イスラエル / 羽鳥頼和

2017年10月21日 | Weblog
2017/9/16放送

 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。先週に引き続いて旧約聖書のエゼキエル書からお話しします。エゼキエル書は、ユダの国がバビロンに攻められている頃、バビロンに強制的に連れて行かれてしまったエゼキエルに与えられた神のことばが記されています。今日はそのエゼキエル書の17章で語られていることをお話しします。

 神はエゼキエルに、ユダのしていることが神への反逆であり、そのために神の裁きがユダにくだり、ユダが滅ぼされることを語るようにと言われました。それはまず喩えで語られました。ユダの国のことを良い地に植えられたぶどうの木に喩えています。そして当時の二大強国であったバビロンとエジプトを二羽の大鷲に喩えました。その喩えは歴史的事実に基づき、ユダの本質を語るものでした。実際の出来事はこうです。ユダの王エホヤキンがバビロンに連行されてしまいました。バビロンは彼の代りに出てゼデキヤを王にしました。最初、ゼデキヤはバビロンの言いなりなっていました。しかし、ユダの国が力を回復して来ると、ゼデキヤ王はバビロンを裏切り、もう一つの大国エジプトと友好関係を結ぼうとしました。神はご自分との関係を良くしないでバビロンやエジプトなどこの世の権力に頼ってばかりいるユダを責められました。そんなユダをぶどうの木に喩えているのですが、このことで私はイエス・キリストのことばを思い出しました。

 イエスは言われました。
 「わたしはまことのぶどうの木であり、わたしの父(である神)は農夫です。[わたしの枝で]実を結ばないものはみな、父(である神)がそれを取り除き、・・・刈り込みをなさいます。」(ヨハネ 15章1節、2節)
 実を結ばないものは神によって切り落とされてしまうのです。

 それでイエスは更に言われました。
 「わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。」(ヨハネ 15章5節)

 イエスに繋がるとはイエス・キリストを救い主であると信じることです。明日は日曜日です。イエス・キリストに繋がるために、お近くのキリスト教会にぜひいらしてください。
 
 明日は日曜日です。ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」 2017.9.16放送でのお話より )
 
***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする