♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神の主権に信頼するゆるがない人生 / 岩井基雄

2017年10月09日 | Weblog
2017/9/4放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 第一週の月曜日は詩篇から学んでいますが、今日は詩篇104篇の1節から5節から一緒に考えましょう。
 私たちの心には祈り心がありますねえ。誰に祈ってよいか分からないときも助けを求めて祈るのです。その祈りには願いや期待が叶えられたいとの思いがあります。しかし叶わなかったとき私たちは不満を持ち、失望や怒りも覚えますねえ。願いが叶えられることのみを求めるということはどうなんでしょうか。

 子育て真っただ中という方もいらっしゃると思いますが、私たちも4人の子どもを育てきました。子どもたちの願いを私たちが全部叶えていたらどうでしょう。子どもたちの願いや思いには自己中心的な未熟なものもありますよね。私たちは子どもたちに、聖書が語る神様に祈り求めることを教えてきました。そして祈りの結果は、すべてのものを造られた神様の主権に委ねることも教え、そこには素晴らしい平安があることも教えてきたのです。子どもたちは思い通りにならないときに、自分の願いは神様に喜ばれるものだったのかな?と考えるようになり、子どもたちなりに神様の主権を認め、結果を神様に委ねる平安を学び続けているのです。

 今日の詩篇は、そんな神様の主権を認め、それを誉めたたえる歌が綴られています。そしてその神様への賛美の内にまことの平安が与えられ、揺るがない心が描かれているのです。聖書が語る神様への主権への賛美に心を留めて、宜しければ目を閉じて聴いてみてください。

 わがたましいよ。主をほめたたえよ。
 わが神、主よ。あなたはまことに偉大な方。
 あなたは尊厳と威光を身にまとっておられます。
 あなたは光を衣のように着、天を、幕のように広げておられます。
 水の中にご自分の高殿の梁を置き、雲をご自分の車とし、風の翼に乗って歩かれます。
 風をご自分の使いとし、焼き尽くす火をご自分の召使とされます。
 また地をその基の上に据えられました。
 地はそれゆえ、とこしえにゆるぎません。 

           旧約聖書 詩篇104篇1節から5節

 全てを造られた神様の主権を認め、神と人の前にへりくだる人生はしっかりと土台を据えた平安と喜びに満ち、ゆるがない人生へと変わり続けるのです。

   PBA制作「世の光」2017.9.4放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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