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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■一房のブドウの枝/板倉邦雄

2016年10月19日 | Weblog
2016/10/19放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「一房のブドウの枝」という題でお話ししましょう。

 12人の探索隊の使命の一つ、カナンの地の果物を持って帰って来ること、がありましたそこで12人の探索隊は神の約束されたカナンの地へ上って行きました。シナイ半島の北・チンの荒野から探索を開始、80キロ北上してネゲブ地方に上り、死海の東・ヘブロンまで探索をしました。ヘブロンにはアナク人の子孫が住んでいました。アナク人は強い民族で、背の高い巨人でした。しかも彼らの住むヘブロンの町は堅固な城壁に囲まれていましたエジプトの町より強力に見えたのです。更に12人の探索隊は北上して遂にエシュコルの谷と呼ばれる所へ行きました。そこには果物が豊かに実っていたのです。そこで人房のぶどうの枝を切り取り、これに棒を通して二人で担ぎました。一房のぶどうを二人で担ぐ、・・・どんなに大きなぶどうだったか想像していただきたいのです。更に、ざくろと無花果の実も収穫しました。そして遂に、12人の探索隊はシリヤのハマテに至るまで探ったのです。イスラエルの宿営地から直線距離にして約1000キロ以上でした。日数にして40日かかりました。12人の探索隊は約束の地カナンの地を探り終えて帰ってきたのです。

 パランの荒野にいたモーセとアロン及びイスラエルの全会衆に対して報告しました。そして約束の地の果物を人々に見せてあげたのです。特に二人がかりで運んできた一房のぶどうは強烈な印象を与えたことでしょう。

 イエス・キリストはご自分を指してこう言われました。
 「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は実を豊かに結ぶようになる。わたしから離れては、あなたがたは何一つできないからである。
    ヨハネの福音書の15章の5節です  (口語訳)

 一房のぶどうの枝はぶどうの木であるイエス・キリストに繋がった私たちの人生を表しているのではないでしょうか。豊かな実りある人生の秘訣はイエス・キリストに繋がる人生なのです。

  (PBA制作「世の光」2016.10.19放送でのお話より )

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