goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■突然わざわいにあったヨブの信仰 / 羽鳥頼和

2016年10月08日 | Weblog
2016/10/8放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

今日は旧約聖書のヨブ記1章から、災いにあったヨブの信仰についてお話しします。彼は潔白で正しく、神を恐れ、悪から遠ざかっている信仰深い人物でした。彼にはたくさんの子どもたちがいました。そして非常に多くの家畜を飼い、そのために多くのしもべたちを雇っていました。ヨブは裕福で幸せな生活をしていました。

 さて天の上でのことです。神の前に天使たちが集まりました。天使たちの中にサタンがいました。神はサタンに言いました。「お前はわたしのしもべヨブを知っているか。彼ほど信仰深い者は地上に一人もいない。」 するとサタンは神に言いました。「彼のすべての持ち物を奪ってください。彼はきっとあなたを呪うに違いありません。」

 神はサタンがヨブからすべてのものを奪うことを許しました。サタンは神の前から出てきました。

 そんなある日のこと。一人で居たヨブの所にしもべがやってきて言いました。「ご主人様、大変です。あなた様の家畜が盗賊に奪われてしまい、しもべたちはみんな殺されてしまいました。」 しばらくすると他のしもべがやってきて言いました。「ご主人様、大変です。大風が吹いて御長男の家が倒れ、中にいたお子さんたち全員が死なれました。」 ヨブはこれらのことを聞き、嘆き悲しみました。そして地にひれ伏して神に礼拝を下げそして言いました。「わたしは裸で生まれた。また裸で私は帰ろう。神は与え、神は取られる。神の御名はほべきかな。」(参照 ヨブ記 1章21節)

 ヨブはこんなになっても罪を犯さず、神に文句一つ言わず、むしろ神を誉めたたえたのです。聖書は神とサタンの会話を語り、この災いの原因を語っています。しかしその事をヨブは知りませんでした。それなのに彼は神を礼拝しながら、悲しい出来事を神のなさったこととして受け入れようとするのです。

 旧約聖書伝道者の章3章11節がこのヨブの信仰を表しています。
 「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。
 私も神への絶対的な信頼をもって神を誉めたたえたいと思います。

 明日は日曜日です。神に礼拝をささげるために、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2016.10.8放送でのお話より )
 
***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする