goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■本当の友となる購い主 / 羽鳥頼和

2016年10月29日 | Weblog
2016/10/29放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
今日は旧約聖書のヨブ記19章からお話しします。ヨブ記の主人公であるヨブは大きな苦難に遭いました。一日の内に財産と子どもたちを失い、その後自分も全身にできものができてしまったのです。そんなヨブの所に三人の友人がお見舞いに来ます。ところがヨブと友人との語り合いは議論となり、議論が白熱して自分の意見を正当化するための議論となっていきました。ヨブにはこの議論が苦痛となり、友人にいじめられてるような気持ちになりました。
 旧約聖書 箴言17章17節は言います。
 「友はどんなときにも愛するものだ。兄弟は苦しみを分け合うために生まれる。

 残念ながら見舞いに来た三人はそのような友ではなかったのです。友人のことばに傷つき、自分の理解者が一人もいないことを痛感したヨブは、自分の思いを岩に刻んで残したいと思いました。それはずっと後でもいいから誰かにこの思いを理解してもらいたいという願いの現れです。それは今は誰も理解してくれないという絶望感が大きいことの現れでもあります。

 そんな絶望の中でヨブは一抹の希望を見出します。ヨブは言います。
 「私は知っている。私を贖う方は生きておられ、後の日に、ちりの上に立たれることを。」(ヨブ記 19章25節)

 ヨブは絶望の中で友人たちに代わる贖う方を見出したのです。「贖う」とは、本来、奴隷を代金を払って自由にすること、あるいは取り上げられた土地を買い戻したりすることを指します。 贖う者はまず親族でした。ヨブが見出した贖う方は、親族のような身近な者となってヨブを贖い、回復を与える方、それも神との関係を回復し親しい交わりに入れてくださる方でした。ヨブが見い出した贖う方とはキリストのことです。

 新約聖書テモテへの手紙第一 2章6節は言います。
 「キリストは、すべての人の贖いの代価として、ご自身をお与えになりました。
 
 キリストは十字架で死ぬことによって罪の奴隷である私たちを解放してくださったのです。イエスはあなたの良き理解者、素晴らしい相談相手であり、あなたを救うお方です。

 (PBA制作「世の光」 2016.10.29放送でのお話より )
 
***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする