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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■非難は災いのもと / 板倉邦雄

2016年10月05日 | Weblog
2016/10/5放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「非難は災いのもと」という題でお話しします。

 非難や悪口はインターネットの現代、地球的規模になってしまいました。しかしいつの時代でも不当な非難や悪口は災いの元になることは変わることはありません。

 さて、モーセはエチオピアの女性と結婚していました。そのことで姉のミリアムは今までの不満がモーセに向かって爆発してしまいました。モーセの兄であるアロンを巻き込んでモーセを非難したのです。
 「主なる神様はただ弟モーセによって語るのはおかしいじゃないのよ。私やアロンによって語られても良いじゃない。」 
  本音は弟のモーセだけに主なる神様が語られることへの不満と嫉妬でした。弟モーセに対する妬みが姉のミリアムを非難と悪口に走らせたのです。

 妬みは魂の殺人者であると言われます。妬みのために自分自身を殺してしまった男の話を聞いたことがあります。名声を馳せた選手を記念して像が建てられました。競争相手だった選手はその事を激しく妬みましたので、毎夜、夜中に出かけて行ってはその像の土台を削り取って倒そうとしました。最後の部分にノミを当てました。像は倒れましたが、その男の上に倒れかかり、男は死んでしまったのです。

 さて、主なる神様はミリアムのモーセに対する非難をお聞きになりました。突然、モーセとアロン、姉のミリアムを神の幕屋に呼び出したのです。そしてこう言いました。
 「わたしのしもべモーセはわたしの家・イスラエルの民に対し忠実な人である。夢や幻でもまた謎でも無く、直接語りかける。モーセはわたしを見ている。なぜあなたがた二人はわたしのしもべモーセを非難するのか。」

 主なる神様が神の幕屋を離れ去った時、首謀者、姉のミリアムは重い皮膚病になり、その身体は雪のように白くなってしまいました。

 聖書のことばです。
 「妬みは骨を腐らせる。」(参照 文語訳 箴言14:30「娼嫉は骨の腐なり」)
 「さいわいな日々を過ごそうと願う人は、舌を制して悪を言わず、くちびるを閉じて偽りを語らず、悪を避けて善を行い、平和を求めて、これを追え。
         第一ペテロの3章の10節から11節 (口語訳聖書)

  (PBA制作「世の光」2016.10.5放送でのお話より )

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