2016/9/29放送
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「彼らの長となった」です。それでは第一サムエル記22章2節から読んでみましょう。
「 また、困窮している者、負債のある者、不満のある者たちもみな、彼のところに集まって来たので、ダビデは彼らの長となった。こうして、約四百人の者が彼とともにいるようになった。」
逃亡者の生活を続けるダビデの人生に転機が訪れた出来事がありました。ダビデは荒野に避難しましたが、そこに彼を頼る者たちが次々と集まってきたのです。しかしそれは困窮している者、抑圧されている者、負債のある者、不満のある者でした。つまり、ある意味で現状に不満を持ち、変革を求める者たちでした。となれば何とも不満分子の悪者が集まってきたイメージですね。
ところが、そうじゃないのかなと思わされることがあります。というのはこの時期にダビデは詩篇の34篇、57篇、142篇の三つを書いています。その中で次のように歌っていますね。
私の右のほうに目を注いで、見てください。私を顧みる者もなく、私の逃げる所もなくなり、私のたましいに気を配る者もいません。主よ。私はあなたに叫んで、言いました。「あなたは私の避け所、生ける者の地で、私の分の土地です。」 (詩篇 142篇4、5節)
ダビデはただひたすら神に自分の望みを置いていましたね。先週のように敵の王アキシュでもなく、自分の知恵に頼るのでもなく、ただ目に見えない神に望みを置いていたのです。そういう意味で彼は、自分を頼りにして来る者たちにただ自分が望みを抱く神を指し示す以外は何もできない、という状況にあったと思われますねえ。実際ダビデは、詩篇34篇でこう言うのです。
「 来なさい。子たちよ。私に聞きなさい。主を恐れることを教えよう。 」(詩篇 34篇11 節)
つまりダビデは、自分のもとに集まる者たちに神を恐れることをまず教えていくのです。ダビデのもとに集まった人々は単なる不満分子ではなく、どん詰まりの中で神に依り頼んでいるダビデの姿勢に感じた人々でした。絶対絶命のような状況で、神のみことばに立つダビデに自分たちの人生の希望を見出そうとした人ですね。
教会というのは実はそういう場なのだと思います。ぜひ人生の問題解決の場として神に期待する集まりがあることを知っていただきたいと思います
(PBA制作「世の光」2016.9.29放送でのお話より )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「彼らの長となった」です。それでは第一サムエル記22章2節から読んでみましょう。
「 また、困窮している者、負債のある者、不満のある者たちもみな、彼のところに集まって来たので、ダビデは彼らの長となった。こうして、約四百人の者が彼とともにいるようになった。」
逃亡者の生活を続けるダビデの人生に転機が訪れた出来事がありました。ダビデは荒野に避難しましたが、そこに彼を頼る者たちが次々と集まってきたのです。しかしそれは困窮している者、抑圧されている者、負債のある者、不満のある者でした。つまり、ある意味で現状に不満を持ち、変革を求める者たちでした。となれば何とも不満分子の悪者が集まってきたイメージですね。
ところが、そうじゃないのかなと思わされることがあります。というのはこの時期にダビデは詩篇の34篇、57篇、142篇の三つを書いています。その中で次のように歌っていますね。
私の右のほうに目を注いで、見てください。私を顧みる者もなく、私の逃げる所もなくなり、私のたましいに気を配る者もいません。主よ。私はあなたに叫んで、言いました。「あなたは私の避け所、生ける者の地で、私の分の土地です。」 (詩篇 142篇4、5節)
ダビデはただひたすら神に自分の望みを置いていましたね。先週のように敵の王アキシュでもなく、自分の知恵に頼るのでもなく、ただ目に見えない神に望みを置いていたのです。そういう意味で彼は、自分を頼りにして来る者たちにただ自分が望みを抱く神を指し示す以外は何もできない、という状況にあったと思われますねえ。実際ダビデは、詩篇34篇でこう言うのです。
「 来なさい。子たちよ。私に聞きなさい。主を恐れることを教えよう。 」(詩篇 34篇11 節)
つまりダビデは、自分のもとに集まる者たちに神を恐れることをまず教えていくのです。ダビデのもとに集まった人々は単なる不満分子ではなく、どん詰まりの中で神に依り頼んでいるダビデの姿勢に感じた人々でした。絶対絶命のような状況で、神のみことばに立つダビデに自分たちの人生の希望を見出そうとした人ですね。
教会というのは実はそういう場なのだと思います。ぜひ人生の問題解決の場として神に期待する集まりがあることを知っていただきたいと思います
(PBA制作「世の光」2016.9.29放送でのお話より )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。