♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■悔改める王ヒゼキヤ / 羽鳥頼和

2016年09月10日 | Weblog
2016/9/10放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。今日はユダの王ヒゼキヤについてお話しします。

 ヒゼキヤは神に忠実な王でした。強敵アッシリアが攻めてきた時、ヒゼキヤが神に祈ると、神は御使いを送り、アッシリアの将軍たちを滅ぼしてくださいました。このようなヒゼキヤの治世を聖書はこのように教えています。

 「こうして、主は、アッシリヤの王セナケリブの手、および、すべての者の手から、ヒゼキヤとエルサレムの住民とを救い、四方から彼らを守り導かれた。・・・この時以来、彼はすべての国々から尊敬の目で見られるようになった。」(歴代誌第二 32章22節、23節)

 その後ヒゼキヤにまた危機が来ます。病になって死にそうになったのです。この時も彼は祈りました。彼が祈ると神はその祈りを聞き、いのちを長らえさせてくださいました。

 ところがこの時、ヒデキヤはこのことに感謝するどころか、彼は高慢になってしまったのです。どうしてでしょう。きっと人々から尊敬の目で見られるようになったところから彼の心に高慢な思いが芽生え、病気が癒された安心感から心に油断が生じ、神への恐れがなくなり、高慢になってしまったのでしょう。

 そんなヒゼキヤと彼の国に対して神は怒られました。するとすぐヒゼキヤは悔い改めたのでした。すると神はヒゼキヤを赦し、国を豊かにしてくださいました。

 今日はヒゼキヤの高慢になってしまったという失敗について考えたいと思います。非の打ちどころのない完全な人は居ません。人は必ず失敗を経験します。聖書は、失敗してはならないとは教えていません。むしろ失敗した時にどうするべきなのかを教えてくれています。神はどんな失敗からも回復させてくださるお方です。今日の聖書は特に、罪という大きく恐ろしい失敗をしたとき、まず悔い改めることが大切であることを教えています。ヒゼキヤはすぐに悔い改めました。自分が悪いことしたと認めて、悪いことを止めて、神に忠実であろうと決心したのです。私たちも神に忠実であろうとする心をもって、神に守られ導かれて歩んで参りましょう。

 明日は日曜日です。お近くのキリスト教会にぜひいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2016.9.10放送でのお話より )
 
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