2016/9/9放送
世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。今日は旧約聖書の詩篇100篇の前半から、「神と人の前に関係を築きなおす」と題して神様の恵みに生かされる幸いな人生を共に考えてみましょう。
世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。月の第二週の金曜日は旧約聖書に登場するヤコブの人生について学んでいます。彼は神様によって内側から変えられた人でした。双子の兄弟エサウとの問題を乗り越え故郷に戻ったヤコブは、自分の娘ディナに起こった災難と騒動に心を痛めました。シェケムの町で宿営をしていた時、ハモルの子シェケムに娘ディナを暴行されたことがきっかけとなって、ディナの兄シメオンとレビが剣でシェケムの町の全男子を殺害するという事件が起こってしまったからです(創世記 34章25節)。しかもヤコブの息子たちはシェケムたちにユダヤ人の神様との契約のしるしである割礼を要求し、彼らの割礼の傷がまだ痛んでいる時に彼らを襲い、彼らの財産を奪ってしまったのです。それは信頼関係を踏みにじる行為でした。父ヤコブは息子たちの狡猾で頑なな姿に苦悩します。
しかし彼らの人間性の問題の背後には、神様に対する不誠実という彼らの罪の問題があったのです。神は葛藤するヤコブに、信仰と歩みの原点であるベテルに戻り神様の礼拝の祭壇を築くよう求めました。
その時のことを聖書は次のように語っています。
神はヤコブに仰せられた。
「立ってベテルに上り、そこに住みなさい。そしてそこに、あなたが兄エサウからのがれていたとき、あなたに現われた神のために祭壇を築きなさい。」
それでヤコブは自分の家族と、自分といっしょにいるすべての者とに言った。
「あなたがたの中にある異国の神々を取り除き、身をきよめ、着物を着替えなさい。 そうして私たちは立って、ベテルに上って行こう。私はそこで、私の苦難の日に私に答え、私の歩いた道に、いつも私とともにおられた神に祭壇を築こう。」
旧約聖書創世記35章1節から3節
ヤコブは即座に神に従い、偶像を捨てて悔い改め身をきよめるよう、家族に求めました。神の前に罪の姿をそのままにしておく時、私たちの問題は更に大きくなるからです。そしてヤコブは苦難の日にいつも共におられた神様の恵みを家族に伝え、共に悔い改めたのです。私たちも人生においてしばしば原点に戻る大切さを経験しますね。神と人との前に心と歩みが整えられる必要はすべての人にあるのです。
(PBA制作「世の光」2016.9.9放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。今日は旧約聖書の詩篇100篇の前半から、「神と人の前に関係を築きなおす」と題して神様の恵みに生かされる幸いな人生を共に考えてみましょう。
世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。月の第二週の金曜日は旧約聖書に登場するヤコブの人生について学んでいます。彼は神様によって内側から変えられた人でした。双子の兄弟エサウとの問題を乗り越え故郷に戻ったヤコブは、自分の娘ディナに起こった災難と騒動に心を痛めました。シェケムの町で宿営をしていた時、ハモルの子シェケムに娘ディナを暴行されたことがきっかけとなって、ディナの兄シメオンとレビが剣でシェケムの町の全男子を殺害するという事件が起こってしまったからです(創世記 34章25節)。しかもヤコブの息子たちはシェケムたちにユダヤ人の神様との契約のしるしである割礼を要求し、彼らの割礼の傷がまだ痛んでいる時に彼らを襲い、彼らの財産を奪ってしまったのです。それは信頼関係を踏みにじる行為でした。父ヤコブは息子たちの狡猾で頑なな姿に苦悩します。
しかし彼らの人間性の問題の背後には、神様に対する不誠実という彼らの罪の問題があったのです。神は葛藤するヤコブに、信仰と歩みの原点であるベテルに戻り神様の礼拝の祭壇を築くよう求めました。
その時のことを聖書は次のように語っています。
神はヤコブに仰せられた。
「立ってベテルに上り、そこに住みなさい。そしてそこに、あなたが兄エサウからのがれていたとき、あなたに現われた神のために祭壇を築きなさい。」
それでヤコブは自分の家族と、自分といっしょにいるすべての者とに言った。
「あなたがたの中にある異国の神々を取り除き、身をきよめ、着物を着替えなさい。 そうして私たちは立って、ベテルに上って行こう。私はそこで、私の苦難の日に私に答え、私の歩いた道に、いつも私とともにおられた神に祭壇を築こう。」
旧約聖書創世記35章1節から3節
ヤコブは即座に神に従い、偶像を捨てて悔い改め身をきよめるよう、家族に求めました。神の前に罪の姿をそのままにしておく時、私たちの問題は更に大きくなるからです。そしてヤコブは苦難の日にいつも共におられた神様の恵みを家族に伝え、共に悔い改めたのです。私たちも人生においてしばしば原点に戻る大切さを経験しますね。神と人との前に心と歩みが整えられる必要はすべての人にあるのです。
(PBA制作「世の光」2016.9.9放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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