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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■重荷を負い合う / 板倉邦雄

2016年09月14日 | Weblog
2016/9/14放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「重荷を負い合う」という題でお話ししましょう。

 私は日本長老教会という教派に所属しています。時々、「老人ホームですか?」という電話が教会にかかってきます。牧師と長老三人、計四人で教会を運営しています。

 さて、先週モーセは、イスラエルの人々から「肉が食べたい」と泣いて訴えられ、困り果ててしまいました。主なる神様に、「このすべての民の重荷を一人で負い切れません。私には重すぎます。」と訴えましたねえ。

 すると主なる神様は直ちにモーセにお答えになりました。
 「イスラエルの長老たちの内で、民の長老となり指導者となるべき事をあなたが認識している人70人をわたしのもとへ集めなさい。神の幕屋に連れて来て、そこにあなたと共に立たさせなさい。私は下って、幕屋であなたと語り、あなたの上にある霊の賜物を七十人の長老にも分け与えるであろう。彼らはあなたと共に、民の重荷を負い、あなたがただ一人で重荷を負うことのないようにするであろう。」

 この時モーセは、宿営を出て行って主なる神様のことばを民に告げ、民の長老たち70人を集めて神の幕屋の前に立たせたのです。

 すると主なる神様は雲の内にあって天からエレベーターのように降り、モーセに語られ、モーセの上にある霊の賜物を七十人の長老たちにも分け与えられたのです。

 その霊の賜物が長老たちの上に留まった時、彼らは預言をしました。すべての民が預言者となることをモーセは願っていたのではないでしょうか。

 さて新約聖書においてキリストの一番弟子ペテロはこう言いました。
 「悔い改めなさい。そして、あなたがたひとりびとりが罪のゆるしを得るために、イエス・キリストの名によって、バプテスマ(洗礼)を受けなさい。そうすれば、あなたがたは聖霊の賜物を受けるであろう。」(使徒の働き2章38節)
 
 神様への悔い改めと主イエス・キリストを信じる信仰によって洗礼を受けるすべての人々に、聖霊の賜物が与えられてゆくのです。ですから私たちはすべて預言者となり、祭司となり、王となることができて、お互いに重荷を分け合うことができるのです。一人で重荷を背負うことはありません。私も三名の長老たちと信徒たちと共に教会の重荷を分けあっているのです。

  (PBA制作「世の光」2016.9.14放送でのお話より )

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