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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■足を守られます / 福井 誠

2016年05月12日 | Weblog
2016/5/12放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「足を守られます」です。それでは第一サムエル記2章9節から読んでみましょう。
 「主は聖徒たちの足を守られます。悪者どもは、やみの中に滅びうせます。まことに人は、おのれの力によっては勝てません。

 これはハンナが祈った祈りで、前回に続いてハンナの祈りを見ていくことになります。

 神様に祈りが応えられたという経験は強いものですねえ。神様は私の祈りなど聞いてくれないという人もおりますが何らかの形で聞かれていることは多いものです。祈ったことがそのものが聞かれないということがあっても、それはただ時を待たなければというだけのことかもしれません。時が経てば願ったことが実現するということがあります。そして更に願った通り以上のことが実現して、祈った通りには聞かれなかったということもあるでしょうね。祈ったことに対する結果に対して私たちはもっと注意深くあらなければなりませんね。単純に、また即座に聞かれた聞かれなかったというようなことではいけないのです。

 ともあれ、祈りを聞いてくださった神様に対してハンナは感謝の祈りをささげています。その祈りの中にハンナが神様をどのようにイメージしていたかが良く言い表わされていますねえ。

 神様というのはただ御利益をもたらす親切なおじさんではありません。むしろ神様は御自分に従う者を護られ、そして正義を行われるお方です。ですから悪者を滅ぼし、どんな悪巧みをも無に帰させ、そして貧しい人をその貧しさから引き上げ、弱い者を強くされる、そういうお方ですねえ。神様は愛であるのみならず、義なるお方、正義を貫かれるお方です。

 ということは、私たちの祈りが聞かれるときには、そこには神様の正しさも表わされていると理解すべきですね。つまり自己中心で自分の欲を満たすためだけの祈りが聞かれないとしても不思議ではありません。むしろ私たちの祈りが聞かれるときには、どこかそこに道理の正しさがある。神様の正義が明らかにされていることがあるのです。

 そうであれば逆に祈ることについても、正しい祈り、神の正義が明らかにされる祈りが大切です。ぜひ聖書を読んで、更に聖書の祈りについて知っていただきたいと思います。

(PBA制作「世の光」2016.5.12放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

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