♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神が選ばれた王ダビデ / 羽鳥頼和

2016年05月14日 | Weblog
2016/5/14放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

今日はイスラエルの王となったダビデと彼に仕えた人々についてお話しします。ダビデはスムーズにイスラエルの王となった訳ではありませんでした。前の王であるサウルは初めダビデを気に入り重用しました。しかしダビデが活躍するようになるとサウル王よりダビデに人気があるようになってしまいます。そうするとサウル王はダビデを妬み、彼を殺そうとします。ダビデは長い間サウル王に追われて逃亡生活をすることになりました。

 そんなダビデに着き従う人々がいました。その人々は三勇士を筆頭にした30人の勇士として聖書に記録されています。三勇士はヤショブアム、エルアザル、シャマでした(参照 サムエル記第二 23章8~12節、歴代誌第一 11章11~12節)。彼らはダビデを守り、ダビデが王となるように一所懸命働きました。彼らはダビデが神によって選ばれた王であると確信していたのです。

 旧約聖書 歴代誌第一11章にはそんなダビデに仕えた30人の勇士の一人ベナヤのことが記されています(参照 歴代誌第一 11章22 ~25節、サムエル記第二 23章22、23節)。ベナヤはダビデが王になる前から神に仕えていた勇士でした。モアブやエジプトの強敵と戦い勝利しました。ライオンを退治したというという武勇伝もあります。ベナヤはダビデが王になると護衛長に任命され、王国の確立に貢献しました。彼は最後までダビデ王に仕え、次のソロモン王の即位のために力を尽くしました。聖書には、ダビデに仕えた勇士の代表格としてでベナヤのことを紹介されたあと、その後にベナヤと同じようにダビデに仕えた30人の勇士の一人ひとりの名前を記しています。この聖書の記述はダビデが神に選ばれたまことの王であることを示しています。神がダビデをイスラエルの王とされたのです。

 しかしそれだけでありません。神はダビデの子孫から神の国の真の王である救い主キリストを起こすことを約束されました(参照 サムエル記第二 7章12、13節)。その救い主こそイエス・キリストです。キリストは「ダビデの子」とも呼ばれました。キリストは救い主であり、私たちが仕えるべき王なのです。

 明日は日曜日です。まことの王であり神であるキリストを礼拝するためにお近くのキリスト教会にぜひいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2016.5.14放送でのお話より )
 
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