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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■しもべは聞いております / 福井 誠

2016年05月19日 | Weblog
2016/5/19放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「しもべは聞いております」。それでは第一サムエル記3章10節から読んでみましょう。
 「そのうちに主が来られ、そばに立って、これまでと同じように、『サムエル。サムエル。』と呼ばれた。サムエルは、『お話しください。しもべは聞いております。』と申し上げた。

 この書がサムエル記と名づけられた名前の由来のサムエルという人物が出てきますねえ。サムエルはハンナの祈りの結果生まれた子どもでした。またハンナによって神の働きのために捧げられた子どもでした。そこでサムエルは神殿に預けられ祭司の元で主の宮に仕える者となるように教育されていきます。神殿の祭司の元ですからさぞかし立派で良い環境に育てられたかというと、そうではなくてですねえ、サムエルは祭司の子どもたちと一緒に育ってられるのですが、その子どもたちは余り良いお手本となるような子どもではありませんでした。邪悪ですらあったのですが、サムエルはそのような子どもの影響を受けず、むしろ毎年手作りの上着を差し入れする母の祈りに守られ育っていくのです。

 そんなサムエルが神殿の主である神の存在を知り、神に出会う出来事が今日の箇所ですね。「主はサムエルを呼ばれた」とあります。しかし初め、サムエルにはそれが分りませんでした。というのもこの時代、神のことばはまれにしかなく、幻も示されなかったからです。神がいるのかいないのか分からない。今の時代もそうかもしれませんねえ。神はいると思えばいるのではないか。いないと思えばいないのではないか。誰もがそんなふうに思って生きているのではないでしょうか。

 しかし神は存在するのです。目には見えませんが、自分の名前を呼ぶ神の存在を知って素直に心を開いて「主よ、お話ください。しもべは聞いております。」とサムエルは答えました。

 実は、現代において神のことばは聖書という形で既に与えられています。実際に音声という形ではなくしても、聖書を通して神様は一人ひとりに呼びかけておられます。大事なことは、神様の存在を認めて、心を開いてそのことばに耳を傾けることです。

 ぜひ教会へ行って聖書から神の御心を知っていただきたいと思います。

(PBA制作「世の光」2016.5.19放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

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