♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■恵みと真実に満ちた神 / 岩井基雄

2016年05月06日 | Weblog
2016/5/6放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。今日は、旧約聖書の詩篇98篇から、「恵みと真実に満ちた神」と題して、神様の前を歩む人生の幸いを共に考えてみましょう。

 私たちはどんな人と一緒にいたいと願うでしょうか。誠実で約束を守り決して裏切らない人、優しく思いやりがあり配慮に満ちた人、などいろいろな希望がありますよね。でも私たち自身はそのような真実な人になっているでしょうか。あるいは、そうなろうと努力をしているでしょうか。

 今日の詩篇98篇も先月の97篇と同じようにイスラエルのバビロン捕囚からの回復を喜び歌われた詩篇だと考えられています。自分たちの不誠実の罪により国が滅ぼされ、敵国に捕囚となる屈辱を経験したイスラエルの民でした。しかし神様の真実と哀れみのゆえに彼らは元の地、神の約束の地へと戻ることができたのです。そして受けるに値しない恵みを受けた喜びを神様に感謝したのです。

 詩篇98篇の1節から3節をお読みします。
 「新しい歌を主に歌え。主は、奇しいわざをなさった。
  その右の御手と、その聖なる御腕とが、主に勝利をもたらしたのだ。
  主は御救いを知らしめ、その義を国々の前に現わされた。
  主はイスラエルの家への恵みと真実を覚えておられる。
  地の果て果てまでもが、みな、われらの神の救いを見ている。


 彼らが歌ったのは神様の真実であり、神様の勝利でした。自分たちの愚かさをも憐み、赦し、救いと回復を与えてくださる神様の真実さと恵みを心から感謝したのです。私たちは真実ではありません。しかし、そんな私たちをもなお憐み、愛してくださる神様の大きな恵みに心を留め続けること、また心から神様を賛美することは私たちの心に変化を与え、私たちの人生に大きな力を与えるのです。あなたの心も神様の真実さに生かされ、人生が内側から変えられていくことができるのです。どうぞお近くのキリスト教会に来て、感謝と賛美を溢れさせる人生へと一歩踏み出してませんか?

 聖書のことば
 「私たちは真実でなくても、彼は常に真実である。彼にはご自身を否むことができないからである。」 新約聖書 テモテ第二の手紙 2章13節

(PBA制作「世の光」2016.5.6放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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