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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■私の幸せを授け / 板倉邦雄

2012年12月26日 | Weblog
2012/12/26放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「私に幸せを授け」という題でお話ししましょう。

 知らない土地での花嫁探し、しかしその花嫁はご主人アブラハムの親族から、という条件でした。今のように住所もない、どこに住んでいるか分りませんでした。アブラハムの年長のしもべはどうしたでしょうか。創世記の24章の続きです。

 まずしもべはラクダを町の外の水の井戸のそばに伏させます。時は夕暮れで女たちが水を汲みに出て来る時刻だったからです。目的を達成するために私たちはまず考えるということです。理性を働かせることでしょう。しもべはラクダに水を飲ませるため人々が集まる夕刻の井戸端で待つことにしました。そうすれば、ご主人様アブラハムの親族のことが分るからです。

 次にしもべがしたことは神様に祈りを捧げました。将来ではなく今日私に必要な幸せを授けてください、という切なる祈りです。祈りは万事を好転させる、ということばが私は好きです。私たちは万事を支配し導き処理される、そして神を愛する者のために万事を用いて益としてくださる摂理の神様を信じています。ですからすべてのことに先立って神様に祈ることです。

 第三に、しもべの祈りは非常に具体的でした。「私は泉の井戸のそばに立っています。町の人々の娘たちが水を汲みに出てきた時娘に向かって『お願いです。あなたの水瓶を傾けて私に飲ませてください。』と言います。娘が答えて『お飲みください。あなたのラクダにも飲ませましょう。』と言ったらその娘こそご主人様の息子イサクのために定められた嫁ということにしてください。」 神様への祈りは具体的でありたいですね。父親は子どもが何を欲しいか知っています。しかし親は子どもが自分の口ではっきりと欲しいものを言って欲しいのです。同様に天の父なる神様も私たちが何をして欲しいのかを知りたいのです。

 天の神様は私たちに今日、幸せを授けたいと待っているのではないでしょうか。
 「父よ、日用の糧を今日も与えてください。」(参照 マタイ 6章11節)

( PBA制作「世の光」2012.12.26放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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